私は毎朝、血圧・脈拍数・体重を計り、グラフにつけている。すると・・・体重・血圧の変化が食べた物と量・アルコール度数と量・食べた時間・運動量・睡眠時間・ストレス度等で変化すると言うことがなんとなく分かってきた。私が理科系の人間だったら自分の体重と血圧のコントロールの方法をパソコンにデータを入れて管理するソフトを作って一儲けするだろうが、残念ながら私は文化系・・・と言うより美術系だから、儲けることに時間をとれない。 コントロールの仕方を少し書いておくと・・・私は毎朝野菜と果物しか食べないことを基本にしているが、その日の運動量が多いと思う時は、パン・卵・ハムも食べる。お酒は休肝日を週に4~5日はとり、続けて飲むことがないように心がける。甘いものや、脂っこいものは体が要求する時以外は食べない。睡眠時間が少ない場合はいつもより少し食べる量を多くする。それ以外には・・・家では白米を食べずに玄米食にする。腹いっぱい食べずに少し空腹感の残るところで食べるのを止める。普段そんなこんなをやっていて、他人と食事や飲みに行ったときは、いつものリミッターを外して楽しく食べて飲む・・・。 こんな食生活を送っています。基本は食べたい時に食べ、飲みたい時に飲むために節制するということですね・・・。いつも全てが手に入ったら、素材本来のおいしさも、食べれることの有難さも、作ってくれる人への感謝の気持ちも分からなくなりますよね・・・。それははっきり言って悲劇です。本当に食べ物をおいしくいただくためには、節制が大切だと思います。 なんだか今日は説教じみてるって・・・? でも、これは人生を楽しく過ごすためのテクニックですよ・・・、皆さんも是非チャレンジしてみてください。 |
先日、オマールを食べる会を行ったレストランの8月の催しの案内をマダムが持ってきた。前回の企画の終了間際に、次の会にはコース風に一皿々々出てくるのではなく、調理した素材を姿のある形でテーブルの真ん中においてみんなで取り分ける・・・なんて食べ方が面白くない?…そんな話があったもので、それをもとにシェフが考えたメニューだ。 テーマは“お肉のワールドカップ” スペイン代表 イベリコポーク フランス代表 ブレスの鳥 日本代表 黒毛和牛のローストビーフ カナダ代表 ミルクで育った仔牛ロース オーストラリア代表 仔羊のロティ シェフは女子サッカーをイメージしたという・・・ 10年フランスでオーベルジュを経営したシェフは年齢は高いが頭は柔らかい。 口癖は“なにか面白いことやろうよ!”である。 夏場の売上げ低下を、自分も楽しみながら知恵を絞って乗り切ろうとしている。 さて、どうしよう・・・次回は参加しないでおこうと思っていたが、私に一番先にマダムがメニューの説明にやって来た。 さて、どうしよう、シェフの心意気も分かるし・・・知らない人と食べるのは落ちつかないし・・・だけど、だんだん知ってる人ばかりになってきてるみたいだな・・・。 |
昨日行った焼鳥屋を勧めてくれた何人かのうちの一人は、ご主人が名古屋・奥さんが東京出身の夫婦でご主人の転勤で7年前にこちらに越してきた。ご主人の会社が薬品関係で、以前は病院をまわる営業職だったもので、お医者さんの接待やらなにやらで、(焼鳥屋への接待はなかっただろうが・・・)やけに口が肥えている。(最近は接待も自粛ムードのようだ)奥さんも料理好きで、おまけに酒好き・・・夫婦揃って酒であればなんでもいける口で、その日飲みたい酒に合わせて料理を作るという懲りよう・・・。そんな奥さんが昨日の焼鳥屋を勧めるにあたって、押した理由の第一は“生ものがおいしい”であった。彼女いわく東京では、鶏の生身は高級料理店でないと食べれないが、関西では街場の焼鳥屋で出しているし、特に勧めてくれた店がおいしいと言うのだ。だから、先日ユッケ事件もあったことだが、昨日は生のレバーと砂ズリを頼んだ。さすがに食通の彼らが言うだけあって、どちらも絶賛のおいしさ・・・メニューの片っ端から頼んでいったが、半分ほど食べたところで“すいませんが2時間でオーダーストップなんです”と、店を出されてしまった。別に悪い気もせず、近いうちに次回メニューの完全制覇のリベンジを考えている。 さて、食通夫婦の奥さんは台湾生まれで帰化した日本人・・・今度、台湾の屋台に行かないかと誘われた。彼らについて行ったら、きっと美味いものが食べられそう・・・ しばらく私は、B級グルメにはまりそうである。 |
6月半ばに体重74kgを目指すと宣言していたが、正直言うとまだ到達していない。74.1kgは一度記録しており、今朝も74.2kgだったが、目標の74kgは残念ながらまだである。世界水泳の0.1秒は大きな差であろうが、私の体重の0.1kgなんて、私の気持ち以外にはどうでもいいことだろうから、こんなこと日記に書かれても、面白くも可笑しくないだろう。 だから私の体重ごとき話は今回限りで二度と書かない。と・・・言うことで、もう少し書かせていただくが、次に私は73.5kgを目指そうと思う。最近周囲から言われるのだが「男は急に体重を落とすと貧相に見えるから、そのくらいでいいんじゃやない。」 これからは、ストレッチと筋力増強に努めようと思う。 それと外見年齢40歳目標・・・うまくいったら“若返り術”なんて本でも書こうかしら・・・ 暑さで調子に乗りすぎている・・・外見おっさんの私である。 |
先日、無性に“焼鳥”が食べたくなって、通りすがりの焼鳥屋の扉を開けてみたら、スタッフ全員から“いらっしゃいませ”の掛け声が飛んできた。40人は入れそうな、そこそこ大きな店だが…、金曜日の6時だと言うのに、我々以外に客がおらず、一瞬入るの止めようかと躊躇したが、スタッフの視線の呪縛に負けて席に着いた。適当に鳥料理を注文してスターターでビールを飲み次にワインを頼んで、話をしながら時間を過ごしたけれど、いつまで経っても次の客が入ってこない。食べ終わった皿を下げるスタッフのタイミングがやけに早く、どうも落ち着かない。そのうち二組ほど女性客が入ってきたが、それでも店はガラガラ…。1時間ほどで店を出た。店が客に落ち着きを感じさせてくれないと、鳥料理が美味いか不味いかの問題ではない。あの店の扉を、もう二度と開けることはないだろう。 だから、余計に美味い“焼鳥屋”に行きたくて、この数日間、会う人ごとに焼鳥屋の情報を吸収した。その結果3店がリストアップされ、明日最初の店をたずねるために先ほど予約を入れた。情報ではここのご主人は佐川急便に勤めながら、夜は焼鳥屋でアルバイト、朝は市場でアルバイト…寝る間を惜しんでお金と技術を手に入れ20年前に独立したとのこと…小さなお母さんと兄さんとでやっているらしい。さて、どれだけ私を満足させてくれるだろう。 インターネットの情報よりも知人の口コミで動く私である。 |
この春JR大坂駅近辺が長期間の工事の後、大規模な商業施設として生まれ変わり、現在多くの遊山客で賑わっている。日記にも書いたけれど私も遅ればせながら今月2回行ってみたが、駅を覆うドームとランチで賑わうレストラン街だけが印象に残った。なにしろ11時だと言うのに行列ができていて2時間待ちの札がかかっている店があるのだから・・・。まさにこの星の人間はなんて暇なんだろう・・・と思ってしまう。 一昨日、久しぶりに阪急西宮球場跡地にできたガーデンズに行ってみた。数年前にこの商業施設ができて、西宮北口駅の昇降客数が三宮駅のそれを抜いたという曰く付きの巨大施設だ。今回レストランフロアーの顧客数が今までになく減少しているように感じた。当然考えられる理由はガーデンズと大阪駅の商業施設に集まる顧客層が同じで、今までのガーデンズの顧客が新しくできた大坂の商業施設に吸収されたと考えていいと思う。 このような顧客の流れの変化は、過去30年を振り返って神戸中心部のなかでもおこっていて新神戸駅の近くに巨大施設ができると、三宮元町近辺のお店に影響がでて、その後ハーバーランドがウォーターフロント開発のブームにのって完成すると、あっと言う間に新神戸駅の施設が衰退していった。一般顧客数は一定であるのに商業施設のフロアー面積が倍増するのだからどこかが良くなれば、どこかが悪くなるのはあたり前だ。この星の生き物は新しいもの好きだから、新しくできる今風の施設に群がっていく。11時で2時間待ちのレストランも、こう考えると納得できる。 天気予報も少し前に比べると、かなり確率の高い予報がでるようになったが、今どきのスーパーコンピュターを使って、あらゆるデータをインプットして各商業施設の衰退速度なんてのをはじき出したら面白い結果がでるかも知れない。誰もうまい話にはのらなくなったりして・・・バブルの時の東京のように1年で償却しないと利益が出ない・・・という結果がでるだろうな。 誰かが儲けて、誰かが損をして、儲けた者がいつか損をして、新しく儲けるやつが生まれて、その人もいつか全てを失って・・それがこの星の経済システムに違いない。 |
昨日、人との待ち合わせまでに時間があったので、私は一人ではあまり行くことがない映画館に足を向けた。そこはわりと新しい映画館で、少人数の部屋もいくつかあり計10作品くらいを同時上映していた。チケットカウンターの上にある掲示板で適当な時間にはじまる映画を探したが、観たい映画もなく、また興味のある映画は時間が合わない。内容を全く知らない“デビル”という映画に的を絞って入場券売り場の列に並び販売員の女性にたずねたら、フライヤーを見せてくれ、監督がM・ナイト・シャラマンだと分かった。私は残酷シーンやオカルトは苦手だが、彼の作品なら超残酷シーンはないだろうし、大きくは外れた映画でないと予想される。これまでの彼の作品は“シックスセンス”“レディー・インザウォーター”“ハプニング”等、お金をあまりかけずに脚本の良さで売る監督という印象だ。ただし脚本料は高いらしいが・・・。 観終わって思ったことは、予想どおり・・・製作費用のかさむCGとかにはお金をかけずに、それなりに効果的な恐怖を演出していた。ラストの落ちも予想させない終わり方で、人との待ち合わせ前に観る映画としては充分満足できる作品だと思った。 映画監督のM・ナイト・シャラマン・・・覚えといてくださいね。まだまだ、これからいい映画を作ると思いますよ・・・ 超一級の作品はないけれど、外れのない監督ですよ・・・ 私も彼のような批評を受ける仕事をしたいし、彼のように名前を覚えられたいと思う。 でも、それも大変努力のいることなんですよね・・・ |
昨日は、小学校4年生の担任の先生を囲む会に出席した。先生とお会いするのは卒業式以来・・・かれこれ半世紀ぶりとなる。同級生と会うのは20年振りだろうか・・・。6月のギターの先生のコンサート終了後に、同級生の女子からコールバックするようにとの留守番電話が入っていることに気がついた。旧姓を名乗る彼女は私の遠い記憶のなかで可愛かった存在だったこともあり・・・、まぁーそれはどうでもいいことだけれど、留守電に残された番号に電話した。先生の80才の誕生日を祝うクラス全体での会を開く前に、少人数で一度集まりたいという先生の希望があり、そのなかで私の名前を名指しされたと言うのである。当時喘息持ちで貧血少年だった目立たない存在の私の名前を覚えていただいていたと言うことで、断るわけにもいかず参加すると答えたわけだ。昨日久しぶりで同級生の顔を見た私は、先生と私を除く7名の参加者のうち3名の名前をどうしても思い出せなかった。みんなの話のなかで名前を呼び合う状況を観察して、そのうちに名前は分かったけれど、それでも彼らの当時の記憶が蘇らない。いかに私が小学生時代を軽薄に生きていたことか・・7名の同級生が私が覚えていない当時の出来事を楽しそうに語り合う様子を見て、ひがむことはなかったのだが、自分がその場の異端者に思えてきた。 確かに先生は私のことを覚えていただいていたようだし、すべては思い出せないながらにも楽しかったこともあり、次回クラス会にも出席するつもりでいるが、その際には私の親しかった友人を是非誘いたい。 話は変わるが、最初に私に電話してきた彼女が、私の顔を真剣に見つめて、○○君本当に若いね。どうしてなの・・・と話しかけてきた。私はいつもの調子で、いつも10才は若く見られるんだ。と、即答で答えたのだが、もう少し謙虚に答えるべきであったかと反省している。 彼女は、それほど気にしなかったと思うのだが・・・ |
昨日の食事会は、結局男性3人女性8名の計11名が集った。男性は両サイドにおいやられて席が用意され、中央に固まった女性パワーに最初から圧倒されつつ食事会は始まった。中央に座ったフランスに6年住んでいたという70才くらいの女性と親子(大坂からやってきた妙にはでな50才半ばの専業主婦と、仕事が終わって京都からかけつけた20才代半ばの娘)を中心に女性達は盛り上がっていたが、我ら男性は彼女達が男性を総評している時には聞き耳をたてながら静かにワインを飲んでいた。そぉそう・・・最初にシャンパンを出されたのだが、続いて出てきたワインがシャンパンに負けて水みたいに感じたので、結局昨日も途中で自分のワインを持ち込んだ。前回と違うところは、こっそりもってきて目の前のテーブルに置いたので、そのことに気がついた周囲の5人にだけ振舞って、ほとんど斜め前に座った男性と二人で飲み干した。昨日くらい私自身が飲めれば、まぁー満足だ。 私は、合コンなる出会いの会には出席したことはないが、もし昨日の会が合コンであれば3対8は実においしい話だろう・・・だが、いかんせん8のうちのほとんどは百戦錬磨の主婦である。来月はバーベキューの会を考えているとシェフが終宴まじかに言ってたけれど、こんなことだと次回はパスするかもしれんな。 ワインを酌み交わして分かったのだが、斜め前に座った私より年上の男性は、病名は違うが彼も数年前に開胸手術をしたことが分かった。“同病相憐む”と言うか・・・彼のことが急に近い存在に感じた。彼の同伴していた美人の女性も9月に大手術をする予定だと聞かされた。病名は言わないし、聞かなかったが・・・初めて会った彼女の手術がうまく運ぶように祈りたい。やけに手術に敏感な私である。 |
昨年秋から英会話の個人レッスンを受けているが、記憶力が悪くなって、何度繰り返しても覚えられない単語や言い回しがある。これを年齢のせいにするには、自分ながら、いささか抵抗があって・・・企業のトップとか政治家とかが、そんな理由を公然と言いはじめたら、会社も国も先行き危ういし・・・物理学者や科学者等いわゆる学者と呼ばれる人たちは、年老いて、なお活性化した脳を持っているに違いない。そう考えると、私は年齢のせいで記憶力が悪くなったのではなく、物事を記憶する必要が減少したために、自分の脳の記憶回路が退化したと考えるほうが賢明に思う。退化の原因の一つには経験値の増加があるかもしれない。新しい情報を得なくても頭のなかに選択肢が描かれて考えなくても答えが出る・・・これには生活のマンネリ化があるかも知れないなぁー。回路を開くためには、なんらかの刺激が必要だと思うが、うまい方法を思いつかない。記憶力退化の小さな抵抗として私は毎日、前日に食べた食べ物をノートに書いている。だが、この程度では記憶力の活性にはつながらず、従って英会話の上達も遅々として進まない。昨日学生時代に使用したような小さなノート(メモ帳)を買ってきて、記録し始めた。時間があるときに、いつでも取り出して学習できるようにとの思いであるが、さてこの効果はいかなるものか・・・。とりあえず、はやく個人レッスン料の元をとらないとね。 みなさんも、くれぐれも“年齢のせい・・・”には、なさらぬように・・・ それを言ったら、年齢に負けてしまいますよ。 ある程度の年齢を過ぎたら、外見も脳も、年齢と戦わなくてはね・・・ |