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SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 17, 2011 11:49:00

松本

カテゴリー: 日記
一昨日、友人から電話がかかってきて、松本一志の新作“さや侍”を観に行こうと誘われた。
実は、まっちゃんのこれまでの作品“大日本人”も“シンボル”も同じように彼に誘われた。二人とも“松本おたく”ではないが、互いに和もの洋もの問わずかなり多岐の映画を観ているほうで、松本の作品は、一般の映画評論家の感想とは違う印象をもつものだから、実際に観ておかないと気がすまないというわけだ。昨日映画館前で待ち合わせ11時45分スタートに合わせて座席についた。平日の昼間ということもあり予想どおり、館内がらがら・・・映画が始まって、最初の2分間、カメラワーク(画像のバランス感覚)と音楽のマッチングが、一級映画のそれのようで、期待を裏切られた感があったが、徐々に笑えるシーンが出てきて安心・・・。それでも最近の寝不足のせいで、前半は数分寝てしまったかもしれない。後半になりテンポが早くなり、面白いのに笑えないシーンが続き、ラストの修行僧が手紙を読み上げるシーンでは涙が流れた。このシーンについて、友人に“ダンサーインザダーク”の映像に重なったと話したところ、「松本一志は自著のなかで、自分の好きな映画としてダンサーインザダークを絶賛していますよ・・・」と返ってきた。思わず「じゃー私は、いいところを押さえていますね・・・」と答えた。こういう会話ができるから彼と映画を観に行くのが好きだ。

さて、“さや侍”が映画として良かったかどうか・・・という点で、他人から聞かれたら微妙なところだ。私的には、大変良かったのだが、一般的にはどうだろう・・・私は彼の映画を映画としてみていないところがある。彼のものづくりのセンスを楽しみに映画館に行くという感じかな・・・

それでも一言コメントするとしたら、松本一志が絶賛するシンガーソングライター“竹原ピストル”
彼のラストのパフォーマンスを体験するだけでも行く価値があると思うのだけれど・・・
もし私の感想をもとに観に行って面白くなかったとしても、私のせいにしないでね・・・