acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 06, 2011 12:46:46

常識

カテゴリー: 日記
結婚感の変化もあってか、今まで他人の生き方に干渉しようとした自分が馬鹿みたいに思えてきた。私の常識の内に、他人を閉じ込めようとして声をかけ励ましたりしてみたが、その人は一向に変わらず…。

彼女が亡くなったご主人への思い出の殻から抜け出し、一歩前に進んでほしいと思い、声をかけ続けてみたけれど、今から考えてみると当の本人が美化された記憶を肴に、最も自分の居心地の良い人生を享受しているだけなのではないかと思うと合点がいくところが多い。今の自分の生き方が好きだから変化する必要がない。その人は他人からとやかく言われることも、気がつかずに楽しみの一つにしているのかも知れない。思いどおりに生きている人に私の常識を押し付けるなんて必要のないこと…。
最も居心地の良い人生というものがどんなものか、もしかしたら本人も分かっていないかもしれない。ただ、人はそれぞれの立場で、それぞれの環境で、それぞれの関わりのなかで、今この時に選択する人生が、その時点での最も居心地の良い人生であるべきであるし、実際に、そうであるに違いない。
常識というものは確立されたもので、すべての人の共通事項のように思えるが、本当は人それぞれに違うもの…。微妙な理解の違いは、あって当然…違う理解の仕方があることを示すことはあっても、押し付けないほうが賢明だ。

だから、最初から物事の理解の仕方がある程度共有できる人とめぐり会うことが大切なんだと、いまさらながら納得する。
今の私は、他人に危害を加えない範囲での常識は、すべて受け入れようと思う。
少し大人になったようだ。