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SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 27, 2011 15:59:18

焼鳥

カテゴリー: 日記
先日、無性に“焼鳥”が食べたくなって、通りすがりの焼鳥屋の扉を開けてみたら、スタッフ全員から“いらっしゃいませ”の掛け声が飛んできた。40人は入れそうな、そこそこ大きな店だが…、金曜日の6時だと言うのに、我々以外に客がおらず、一瞬入るの止めようかと躊躇したが、スタッフの視線の呪縛に負けて席に着いた。適当に鳥料理を注文してスターターでビールを飲み次にワインを頼んで、話をしながら時間を過ごしたけれど、いつまで経っても次の客が入ってこない。食べ終わった皿を下げるスタッフのタイミングがやけに早く、どうも落ち着かない。そのうち二組ほど女性客が入ってきたが、それでも店はガラガラ…。1時間ほどで店を出た。店が客に落ち着きを感じさせてくれないと、鳥料理が美味いか不味いかの問題ではない。あの店の扉を、もう二度と開けることはないだろう。

だから、余計に美味い“焼鳥屋”に行きたくて、この数日間、会う人ごとに焼鳥屋の情報を吸収した。その結果3店がリストアップされ、明日最初の店をたずねるために先ほど予約を入れた。情報ではここのご主人は佐川急便に勤めながら、夜は焼鳥屋でアルバイト、朝は市場でアルバイト…寝る間を惜しんでお金と技術を手に入れ20年前に独立したとのこと…小さなお母さんと兄さんとでやっているらしい。さて、どれだけ私を満足させてくれるだろう。

インターネットの情報よりも知人の口コミで動く私である。