二人で食事をしたあと、別れたあと一人で立ち寄るカフェがある。そこには私より年上の素敵なマダムが待っていて・・・、ガラス張りの二人だけのお店のなかで、ワインを飲みながら語り合う。私の未熟な恋愛観や人生観を、彼女はさらっと受け止め手のひらの上で転がし遊んでくれる。ワインが揺れる心地よいひととき・・・ 先日、訪ねたあとで、その時のことを、 彼女はブログに書いていた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 孤独 ある人と愛の話から孤独の話になって、 「孤独の時も、好きなのです」と言うと、 「強いですねえ」と、言われました。 「いいえ、本当は、すごーく弱いんです」と答えると、 「いつか、その弱さを出せる人が、見つかると良いですね、きっと、見つかりますよ」と、言われました。 そのあとで、こんな詩を書いてみました。 孤独が水を欲しがっている。 乾いた心を潤す愛の水を欲しがっている。 「孤独が好きよ」と、笑っているが、 愛に飢えた私は 愛を育てることも出来ず、きっと、貪ってしまうでしょう。 そうなることが、怖くって、じっとこらえているのです。 (madame K. Yumi) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マダムには、幸せになってほしい・・・と、心から思う。 |