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SOLILOQUY

ひとりごと

 
June 03, 2011 08:08:34

墓地

カテゴリー: 日記
明日、オーストラリア国立文書館の司書と我が町の歴史研究家2名、計4名で、外国人墓地に行く予定だ。司書の目的はハロルド・S・ウィリアムズの墓を実体験すること…。私はと言うと、研究家達に同行して彼らの会話に耳を傾け、小説のネタをピックアップすること…。外国人墓地は町から車で15分の山の中にあり、私の知る横浜・函館・長崎の外人墓地に比べ格段に管理状態が良い。四方を山に囲まれ、通常は閉鎖されている門扉は許可申請を前もって行わないと開くことがない。他の町から友人が訪ねて来れば案内したい場所である。
私が墓地好きであるように感じられ、変わった人だと思われた方もおられようが…そこのところ少し補足すると…、芸術で言うところの原画や作曲家直筆の楽譜のように作家が作品を生み出した時と同じ距離感、空気感のなかに自らの身を置くことの充実感や幸せを感じとれる感覚をお持ちの方ならご理解いただけると思うのだが、墓地にもそれと似た感覚があって、墓石の前に立つと、歴史的人物のDNAに近づくだけでなく、埋葬されている方の友人や恋人や兄弟や子供たちも同じ位置に立って亡き人に思いを馳せたことを思うことで、時間を超越して歴史的人物の生前の生活環境に近づき、タイムスリップしたような感覚を味わうことができるのだ。

でも、これって分かってほしいと思っても無理だよね…
私も最初は分からなかったもの…
やっぱり、周囲の環境ですね。私の周りには墓地好きが多いもので…
ともかく、私がドラキュラとかが、好きというわけではないことだけは、お分かりください。