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SOLILOQUY

ひとりごと

 
June 19, 2011 17:08:13

作品

カテゴリー: 日記
昨日は、夕方から“降りてゆく生き方”という映画館で上映しない映画、DVD化、TV放映しない映画・・・というキャッチフレーズを持つ映画を見に行った。同時に木村秋則(奇跡のりんご)さんの講演もあるということで、チケットを手に入れたわけだが・・・期待はしていなかったが、正直“もうひとつ・・・いやもうふたつ・・・”に思えた。映画館で上映しない映画ということだが、はっきり言って、教育プロパガンダ映画のようだから、お金を払って観に行くものでもない。製作者スタッフと支えるボランティアが団結先行し、悪乗りしているようにも思える。映画を通して伝えたいことが多すぎて逆に私の心に残るものがない。参加して良かった点を、しいてあげるなら、しゃべり慣れてきた農家の木村さんの話が良かったかな・・・映画は、挿入曲が作品を壊していると思って観ていたら、上映後に作曲家が舞台にあがり、命がけで作曲したと語った。私は居場所がなくなり、外へで出た。

私は、まだまだ未熟だ。他人の作品を結構けなしてしまった。ただ、プロデューサーが長々としゃべる映画は作品じゃーないよな・・・作品は、そこにあるだけで光を放つものだと思うもの・・・

劇場を出て、リサイタルの写真データを手渡すため、ギターの先生のご自宅に車で向かった。雨が強く降っていた。21:20に到着・・・レッスン室に通された。先生はギターの練習をしておられた。インデックスプリントをみて、先生は感激された。奥様も喜んでいただいた。だって結構私は心をこめたもの・・・調子に乗って1枚の写真を指さし「私はこの写真をとるためにカメラを引き受けたんです・・・。」とアピールした。照明を受けた舞台の真ん中に先生がいて、暗いなかの客席の聴衆との明暗の対比が表れた構図だ。狙った通りの写真が撮れていた。私はこの1枚の写真のために、そこにいたのだから・・・
帰る間際、先生から一言「みなさんがプログラム誉めていたよ・・・ありがとう。なにからなにまでお世話になって・・・近いうちに食事に招待するは・・・」と囁かれた。私は心のなかで答えた。「いえいえ先生、それは結構です。私の力を認めていただいただけで十分です。私は生徒の務めを果たしただけですから・・・。」

「降りてゆく生き方」の関係者の方々、ごめんなさい。一生懸命頑張ってるのに、勝手なこと言って・・・、きっと私も見えないところで誰かに、いろいろ言われてるんだろうなぁー・・・。