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SOLILOQUY

ひとりごと

 
March 28, 2012 13:47:41

先生

カテゴリー: 日記
今週の金曜日に“ピアノとギターのコンサート”が私のホールで開かれる。主催者はギタリストで、私の先生でもある。ピアニストはギターの先生のお気に入りの女性ピアニスト…。昨日演奏者2人とギターの先生の奥さん…そしてギターの先生のマネージャー2人が参加して、合計5人で入念なリハーサルが行われた。
昨年から始まった計4回の連続企画のコンサートは、この度第3回目を迎える。もともとギターとピアノは合奏には適さない楽器である。なにしろ音量が違う。どちらの楽器もピアニッシモもフォルテシモの音も出すことができるが、明らかにピアノの方がダイナミックである。そして、良くいえばギターは繊細である。

ピアノはハンマーが弦を叩く打楽器で弦に直接人の手が触れることはない。ギターは基本…1本の弦に2本の手が触れて音を出すから微妙な音色の違いを出すことができる。決してピアノが繊細でないわけではないし、優秀なピアニストは、鍵盤への微妙な指のタッチの違いで幅広い音も出すのだろう。そんな話が、リハーサルの間に2人のアーティストの間で交わされた。

この度のコンサートでは、合奏演奏はない。おまけに演奏ではなくギターを伴奏にして、ピアニストの30分間の朗読が予定されている。ギターの先生はギター界のなかではアウトサイダー的な活動をしている。ギタリストとしては優秀であるが、メジャーにはなれないだろう。レッスンをしてもらっていて、マスターベーションが多すぎるように思う。
メジャーはもっと単純なのだろう。教え方も単純なんだろう。これが正しいと教えるのだろう。私のギターの先生は自分で正しい思えることを見つけるように指導する。ある意味大きく構えているように見えて、一般的には不親切かも知れない。

私は、そんな先生の教え方が大好きである。

当日30人しか客が集まらない。30人も集まると言ったほうがいいのだろうか…。
先生も私も、お金儲けは苦手のようだ。
金曜日のコンサートが楽しみだ。