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SOLILOQUY

ひとりごと

 
March 23, 2012 12:01:51

自信

カテゴリー: 日記
昨日、午後から打ち合わせに行った先で、先方の担当者のオフィスに通された。しばらく待つように言われ、部屋の中を見回していると青い布きれが額に入れて飾ってあったので、何か謂れのあるものかと思い近づいてみると、ダライ・ラマの直筆の言葉が書かれていた。
凄いものがあるものだ…と、思った。この部屋の主はとてもグローバルな感覚の持ち主で、私も一目置く存在である。アメリカ前副大統領と握手している写真とか、海上自衛隊とアメリカ海軍との合同軍事演習を視察した時の写真とかが飾れており、45才くらいなのに、交友関係と見識の深さには目を見張るものがある。

ところが、いざ本題の話し合いを始めると、同席しない自分の部下の性格上の欠点をみんなの前で晒し、話の食い違いの原因を部下のせいにし始めた。一般的に、上司は部外者の前では部下をかばうか、そんな話には触れないのが常識だと思っている私にとっては寝耳に水で、尊敬の眼差しが曇りはじめた。内部の恥をさらす上司に、それじゃー部下はついていかんだろう。

ところが、彼は組織の長であり、事業も成功している。
私の常識を越えた組織論があると思わねばなるまい。
私が経営者でいたころ、部下とのコミュニケーションが取れずに大きなストレスを抱えていたが、彼には確固たる自信があり、人間関係ではあまり悩むことがないのかも知れない。

そう考えると人間関係でストレスを持っていた私自身の器が小さかったと思ってしまう。

しかし、これからも彼との交流が続くと思う私は思った。
多少はあるんだろうな…人間関係での悩み…。
尊敬する彼が、弱みもあり、人間味のある人であってほしいと願い、そう思った。