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SOLILOQUY

ひとりごと

 
March 12, 2012 15:36:12

講習

カテゴリー: 日記
私は長らく優良運転者だったのだが、昨年7月通勤途中に車輛事故現場に気をとられて脇見運転をしてしまい、前のワゴン車に追突…。鞭打ちの人身事故を引き起こし、即刻、現場検証中の警察官に事情聴取された。幸い相手方の症状も大事に至らず昨年末に全快したと連絡を受け一安心していたら、思ったより早く免許更新の案内が届いて、自分がすでに優良講習の受講者でないことを思い知った。

今日、早速更新手続きに行ったら、何十年振りかで2時間の講習を受けることになった。

講師が個人的な教訓と前置きして話したことが、印象に残った。
幼稚園児の孫と散歩していて、自分が車道を歩いていたら孫に注意されたと言うのだ。“人が歩いていいのは、歩道と白い線のあるところだけだよ。おじいちゃん!”と言われたそうだ。白い線のところとは、言うまでもなく横断歩道である。
信号が青になって横断歩道を渡ろうとしたら孫に止められ“おじいちゃん!まず手を挙げて、右見て、左見て、確かめてから渡っていいんだよ。”と言われたと言うのである。
講師は、孫が全てを理解して自分に注意したかどうかは分からないが、幼稚園の先生の徹底した安全指導をえらくほめたたえた。

この話…私も、素晴らしい話だと思った。幼稚園の先生が園児に“信号を鵜呑みにするな!信じることのできるものは己だけ。自分の命は自分で守れ!”と、言っていると考えたら、素晴らしい話だ。
世の中、“自己責任”について、もっと考えるべきだと思う。当然騙す方は悪いが騙されるほうも悪い。人の指図を聞いて崖から落ちて死んでも文句言っていくところ、ないしな…。

“自己責任”についての教育は、義務教育でなされてるんだろうか?

他人をあまり信用しないことだよ。騙されたと思っても必要以上に恨まないことだよ。自分の落ち度はしっかり認識しなくちゃ。

なんて…講習会で納得して帰ってきた。