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SOLILOQUY

ひとりごと

 
March 08, 2012 14:16:28

老後

カテゴリー: 日記
“最近年のせいで物忘れがひどくなって仕方ありませんは…。”と、私の周囲の人が良く話すようになった。私の周囲の人の年齢が高くなってきたわけだが、自分自身も確かに忘れものがひどくなり、笑ってごまかす回数が増えてきたように思う。

何故記憶力が落ちかたか考えてみると、一般人は頭のなかの記憶に関する回路が学校を卒業した頃から退化し始めるのではないかと推測する。何故退化するかと考えてみると生活のなかで覚えなければいけない事が減少するからでは…と推測する。義務教育で平和に社会生活を営むため、良き平民であるために必要な情報を一方的に覚えさせられ、受験戦争で人生の勝者になるための情報を詰め込んだ後、多くの人はそれまでの記憶ペースを一気に低下させる人生を送りはじめる。
研究者や技術者や政治家や確かな経営者は、そうはいかないだろうが…。

しかもその後、人生の経験を積み重ねることで、持っている情報だけで次に目の前に起こる現象が予測できるようになると、ますます新しい情報を吸収しようとしなくなる。だから急速に記憶の回路が退化する…と考えて良いのではないか。

“年のせいで物忘れがひどくなる。”と言う表現は、間違いではないだろうが、厳密に言うと“記憶回路が退化して物忘れが激しくなった。”と…言うべきだと思う。

記憶力を必要とする生活をする研究者や技術者や政治家や確かな経営者は、年をとっても記憶力は退化しないように思う。

物忘れがひどくなってきた私は、“年齢のせい”にはせずに、これからでも記憶回路の復旧がかなうものと信じ、日々努力しようと誓う。

だけど間に合うかしら…。

他人事のように思っている人…他人事じゃーないよ。老いはあっと言う間にせまってくるよ!今のうちから、努力しとかないと、記憶回路は筋肉と同じで使わないと退化する。長い寝たきりの老後が待ってるよ…なかなか死ねない世の中になってきたんだから…。