昨日、先日買い求めた新しいメガネができあがった。黒縁のシンプルなメガネである。これまでに買ったメガネの“メガネ選びのポイント”は、“かっこよく見える”とか“若く見える”であったが、このたびは違った。(笑うかもしれないが)“賢そうにみえる”である。 人の第一印象はやはり“顔・表情”できまると思うが…そこに手を加え、イメージアップしようというのが女性の化粧だと思う。その本質は自分を異性に、より魅力的に見せる“技”というものだろう。私はヒゲを生やしているが、女性が化粧をする行為に似ているように思う。素顔とは違う自分をみせたいわけだ。化粧との違いをあげるとすれば異性にアピールするよりも、同性に対して貫禄を見せたいというか…威嚇したいということが狙いかも知れない。(最近の超極細の一筆ヒゲは、異性へのアピールかもしれないが…) 私のメガネ選びのポイントが変わったということは、ひょっとすると、自分が年をとって異性に対する興味が薄れたということだろうか…それとも異性の好みが女性らしさより聡明さに移ったためだろうか…今は、自分でも分からない。 化粧・髪のスタイル・ヒゲ・メガネは第一印象にとって大切なもの…素材(素の自分)に手を加えることで、自信をもった違う人格を演じて生きていくのも人生かもしれないが…いつかボロがでるかもしれないし、中味の伴わない自分を演じ続けることは疲れてしまうだろうし…化粧を続けながらも、自分の内面を磨く努力は必要だろう。同時に素顔を見抜く力をたかめる努力もやっておきたいものだ。 さて、今日から、かけはじめた新しいメガネは周囲の人に、私の思惑通りのイメージを与えられるだろうか… |