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SOLILOQUY

ひとりごと

 
August 07, 2010 23:04:56

プロ

カテゴリー: 日記
昨晩、タップダンスのライブを見た。東京で活動する(北野武の座頭市に出ていた)タップダンサーのわが町で初めてのダンスライブがあった。バックにピアノ・サキスフォン・パーカッションを引き連れてのタップダンスのショーである。10日ほど前に身長185cmの素顔の彼と初めて話をした時の彼の印象は挨拶のちゃんとできる高感度の高い万年少年という感じ…甘く優しいしゃべりに、もし私が女性だったら思わずついていきたくなるような(私に、男色の気はありません。)素敵な男性という印象…。「タップし始めたら目つきが変わりますよ!」と笑いながら自ら語った通り、昨日はリハーサルの時から笑顔が消え渋みが出てかっこ良さが増していた。一部・二部合わせて2時間、動き続けてアンコールに応え、観客を笑顔で送り出した後、誰もいない舞台の上で大の字になって「疲れた…。」と小さく独り言を言った彼を見て、さらに彼のファンになった。(私には、男色の気はありません。)先ほどまで強く平静であった人の、一人になったときの弱さを見せられると…たまりませんね。
普段トップクラスのエンターテイナーに接することのない私は、彼らの観客の前でのプロフェッショナルな表情・呼吸・動きに接して、プロの根性、体力、気合を思い知った。

それはそうと、アルゼンチンタンゴとか…タップダンスとか…最近ライブに関してよく書いているので私が何を生業にしているか不思議に思うかも知れないが、実は私の仕事の一つにフリースペースの運営というものがあって、クラシック、ジャズのコンサートからタップダンスまで一流のエンターテイメントを目の前で見る機会が多い。実に刺激のある日々を過ごしている。

あなたも、刺激をもとめて一度会場に足を運んでみられませんか…。