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SOLILOQUY

ひとりごと

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July 31, 2010 20:05:53

音響

カテゴリー: 日記
昨晩、マダムの姪にあたるマドリード在住のバイオリニストの帰国コンサートを聴くため久しぶりに西宮芸術文化センターに行った。前回昨年秋に一度訪ねて素晴らしい建物だと思った記憶と、この建物の竣工写真を撮影した尊敬するカメラマン東出清彦氏からつい先日、センターの写真集をいただき頭のなかで全体像が描けていたものだから良い機会だと思い、普段聴き慣れないピアノとバイオリンのコンサートに足を運んだわけだ。そのホールは前回と同じ400名収容の小ホールで、大ホール(2000名収容)と同じマホガニー材で造られ八角形のステージを持つ。ピアノもバイオリンも生音だけを聴かせるこのホールは現代音響工学の最高の考え方をもとに造られたのであろう・・・。私自身、普段クラシック音楽を聴き馴染む生活環境にはないが、素人のくせに生意気だと思いつつバイオリン奏者の演奏以前の問題で使用しているバイオリンの楽器としての音の広がりが少し不足しているように思った。ホールで生音を聴くと楽器の力がまともに分かってしまうような気がする。
ともかく演奏は素晴らしかった。優れた音響環境のもとでの生音のなかに、演奏中に聞こえることの良し悪しは分からないが演奏者の呼吸音があった。私にとって臨場感ある生音として瞬時に鼻から酸素を取り入れる呼吸音にも興味が湧いた。また演奏家には長時間の演奏をこなすために、人より強靭な腹筋と大量の酸素を取り込む肺が求められると理解した。いろいろな発見があった有意義なコンサートであった。

今度は是非、大ホールでフルオーケストラの演奏を聴いてみたい。
良ければ、いっしょに行ってもらえませんか………
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