acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 07, 2010 14:44:30

美味

カテゴリー: 日記
マダムが今夏、“薔薇のジェラート”を作った。いや実際に作ったのは、マダムの店があるビルのフランス料理店のオーナーシェフである。私はそのシェフのことを食いしん坊だと思う。とにかく美味いものが好きだ。自分が美味いものに目がないから、とことん素材から調理法まで拘る。薔薇の花びらは食いしん坊のシェフの目に(いや鼻に)適った。“薔薇のジェラート”の一番大切な要素は、食用として無農薬で育てられた薔薇の花びら・・・花びらを入れたパッケージを開けると部屋中、薔薇の香りが漂う。シェフは自然な香りを大切にして、人工甘味料や着色剤を一切使わずに作り上げる。完成品のジェラートは本当に上品な薄いピンク色で薔薇の香りが豊かに香る。さてここまでの話を聞いて皆様、さぞかし食欲をそそられたのではなかろうか・・・。非常に人気のこのジェラートをマダムは量産しようとは考えなかった。シェフも望まなかった。二人は手作りの良さを知っているようで、量産すれば質が落ちると考えており、あくまで手作りにこだわる。要するに事業家ではなく職人である。
ここのところマダムの話をすることがよくあるが、マダムの近くには面白い人が寄ってくる。商才にたけた人よりも、学者・職人・自由人である。私もマダムの店が居心地良い。だから商売・事業に向いてない・・・?   なるほど。
ジェラートのプロモーションビデオや、お店のホームページもマダムのお客さんが無料で作成した。ジェラートのポスターは私が無料で作成した。きっとシェフもそんな気持ちで作ったに違いない。なにかして上げたくなるようなかわいいおばあちゃんである。

かわいいおばあちゃん(おばあちゃんは怒るかな・・・まだまだ美しいしな・・・)の“薔薇のジェラート”一度食べにいらっしゃいませんか・・・。