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SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 29, 2010 20:53:53

隣人

カテゴリー: 日記
ある人に“連続テレビドラマとか映画化とか・・・”と、話してみると「そんなにあまくないよ。」と言われた。その人は正直なのかも知れない。たいていの人は「なに馬鹿なこと言ってるんだろう・・・」と心のなかで思いながら「頑張ってね!期待しているから…」って言うんだろうな。他人は私のことを悩みなく生きてきて、挫折も経験したことがない、のんびり屋の幸せな人間に見えるらしい・・・。それはある程度正しい見方かもしれない。人の下で働く時間は短かったし、やりたいことはやったし、この年で会社の表舞台から身を引いて物語でも作ろうかと思っている今の自分は、確かに幸せだと心から思っている。 “毎夜ストレスで髪の毛が抜け落ちる年月を過ごした。大勢の人の前で自分自身がさらし者になった。自殺したときの生命保険の保険金を本気で確かめた。生死のラインを彷徨う病気で死にかけた。”と幸せばかりではなかったと反論してみるのも大人気ない。一言言わせてもらうとすれば、自分自身が選択権をもつ人生で、他人も自分も恨むこと無く、出会えたすべての人に感謝し、経験できた全てのことを心に刻むことが運命だと思っているということ…。
まず目指す価値のあるものが目の前にあること。それが手に入ると信じること。そして努力すること。この三つが揃えば必ず思いは叶うと信じている。

「そんなに人生甘くないよ!」と言ってくれた正直な隣人に、「よく頑張ったね。できると思わなかったよ。」と言ってもらえたら・・・嬉しいな。