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SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 28, 2010 21:36:06

予定

カテゴリー: 日記
昨晩、細雪の中巻を読み終えた。1週間で60ページと言う相変わらずのスローペース…。今日やっと下巻の表紙を開くことができた。中巻の終盤は、“こいさん”こと蒔岡妙子が結婚を約束した板倉の耳の手術後に毒がまわり脱疽という病気で痛み苦しんだ末に他界して終わる。昭和10年代後半…ヨーロッパで戦争の足音が近づき日本でも暗雲が立ち込め始めた時代背景を暗示する展開である。欧米との対等外交を目指し工業化・軍拡を進めた我が国が日本文化という独特の世界観を残しつつ欧米化していた時代の空気感を読み取ることができた。下巻は400ページ…一気に読んでしまいたい。谷崎潤一郎の次に読んでおきたい作家は稲垣足穂という作家である。彼は現実の町の風景を幻想的なイメージで表現した独特の文体で、やはりHarry J. Griffithsや谷崎と同じ時代を生き、当時彼らはどこかの店先か夕暮れの歩道で会話することもあったように思う。
これらの本を8月いっぱいで読み終え、9月には谷崎の研究家(今はどなたか分からない)に出会い、時代背景についての教えを受けたい。同時に私が作りたいストーリーを簡単に視覚化(文書化)し、それを持って10月中に物語作りに参加してもらえる人達を選定し正式にチームを発足させたい。チームは歴史研究家、お茶屋の専門化、音楽家作曲家、英国人と結婚している日本人女性、その他英語圏の方等小説家以外のエキスパートで構成する。以後チームで定期的にミーティングを行う。

ブログは11月末日で1年間連続投稿が達成されるので、それまで毎日投稿を目指すがその時点で今のような形での投稿を見直したいと考えている。ともかくそれまではなんとか書いていきたい。でも内容は少し変化すると思う。特に10月以降…。

物語の完成は、来年の5月末日を目指し、同時に連続テレビドラマか映画化への営業を開始したいと思っている。有言実行…予定通り期限を本日宣言する。