ラジオを聴いていると、ある朝の番組で眼の前の事を何でも早く片付けていく生き方と、急がず回りの様子を見ながら進める生き方とどちらが良いかということについて、学者同士が両極端な意見を述べ合い、自らの考えが正しいと主張し、反対のやり方の非を突くという番組があったが、どちらもなるほどという考えを主張展開し、聞いていて楽しい時間を過ごした。私も今から25年ほど前、「もう少し目の前の事を、早く片付ける習慣をつければ、あなたの人生変わりますよ!」と私より若い人から言われ、周囲の人が私のことをのんびり屋だと思っていると気付き、はっとした記憶があり、その後幾分はやく動くことを習慣にしてきたし、早くこなした方が自分にとっての利が大きいと思って生きてきたが、ここ数年の自分の生き方を振り返ってみれば、即決すべき時と、結論を出すまでに敢えて時間をかける時を使い分けているように思う。即決を避けて時間をかけることで状況が変化し、自然に答えが浮き上がってくる感覚を身につけて最終的に多くの利を得たり、損傷を最小限にとどめることができるようになった。結局学者とか評論家というものは極端な主張を展開して評判を得ることが多いのだろうから、賢明な一般市民としては、自分の人生経験に応じて、“いいとこ取り”をすればいいんだと思う。どちらかが間違っていると考えるのではなく、どちらも正しいと考えて、使い分けるような、最終自分流の生き方ができるようになるのがベストな成長…生き方だと思う。 しかし、早くできる事は早くやっとかないと後がしんどいな・・・このブログも1日の終わりに書き始めると忙しない。今日ははやく書き込めたし、食後はゆっくりできる。穏やかないい1日になりそうだ・・・。 |