今朝、初めて“胆識”という言葉を聞いた。なんのことか分からなかったので辞書を引いた。 <胆識>・・・胆力と見識。実行力を伴う見識。 “胆力”も引いてみた。 <胆力>・・・ことにあたって恐れたり尻込みしない精神力。ものに動じない気力、きもったま。 “見識”も引いてみた。 <見識>・・・物事を深く見通し本質を捉える優れた判断力。ある物事について確かな考えや意見。 ついでに“知識”も引いてみた。 <知識>・・・知ること。認識、理解すること。ある事項について知っている内容。 無理やり順位をつけてみると“知識”“見識”“胆識”の順番かな・・・ “知識”は優れた一般人 “見識”は知識を自分なりに消化して人に教えたり批評する学者・評論家 “胆識”は優れた見識を持って人々をリードする政治家・将軍・経営者・・・と考えると、なんとなく違いが分かる。 今まで知識と腑に落ちるという感覚の違いはなんとなく分かっていたけれど、この三つの順番を理解すると、より明快に自分や人の位置づけができるように思う。 因みに英語では、どのような言葉になるか調べてみた。 <知識>・・・<knowledge> <見識>・・・<judgement> <胆識>は私の辞書には載っていない。 今日は、いい勉強をした。 しかし、私には、<腑に落ちて実行する>という感覚が一番『在りたい自分』のように思う。 さてあなたは普段どのレベルで生活していますか・・・ |