体調はいまだにすっきりしない。昨日は一度もギターを弾かなかった。旅行に出た日を除いてまる一日ギターを触らない日なんてこの数年なかった。それだけ寝て…ひたすら寝て…早く治したいという気持ちが強い。夜早めに家に帰り、食事の後はベッドに入って朝まで動かない。何度か夜中に目を覚ましごそごそするが、基本はひたすら寝ることに徹する。 汚い話だが、昨晩から痰が出始めた。私の病気の回復兆候である。 いつもより早めに会社に出社した。咳は止まらないが、昨日よりだいぶと楽で…、前向きなこと、創造的なことを手掛ける気分が湧いてきている。午前中に、ここしばらく…はかどらなかった年内に描き上げなければならない邸宅レストランの資料整理も順調に終えた。 全快までには、もうしばらくかかりそうだが、もう心配いらない。 さぁーやるぞ! と、咳き込みながら、自分に鞭打つ。 |
今日も体調悪し…。 昨日初めてスィミングのレッスンを休み、今日は英会話のレッスンもキャンセルした。ここしばらくギターのレッスンも休んでいるから、私の習い事は全て停止状態に入った。 新しいことをしたくない…とか、気が乗らない…とか、風邪で集中できない…とか理由はいくつかあるが、今月末から何事に対しても意欲が低下している。これは体が休息を欲しているのに違いない。次の飛躍のために溜めが必要なのだろう…と、自分に言い聞かせる。 やりたくない時は、じっとしていよう。 来年から、忙しくなるのだから…、今のうちにゆっくり休んでおこう。 他人に不快感を与えないように、今日からマスク着用だ。 この文章を読んで、あなたに意欲低下がうつらないことを祈る。 うつるわけ、ないよね…。 |
本日、体調が悪いです。 ここしばらく、咳のきつい人といっしょにいる時間長かったからか、同じ症状が出始めた。 彼女が、昨晩病院に行くと血圧が異常に高かったので、医者からきつく脅され、咳関連以外のレントゲンも含む再検査をすることになったとメールが入った。たいそうなことにならないように祈っておきたい。 私は、薬で血圧をコントロールしている。今朝も安定しているし咳以外の症状はないから、油断して風邪ひいたくらいに思っているのだが…、早く治したいものだ。取敢えず今日のスィミングスクールはキャンセルした。 思考力がいつもよりも低下しているので、今から寝ます。 おやすみなさい。 |
私は他人から“なにをやっているか分からない。”と、よく言われる。 これは“会社勤めをしているようには見えない…。”と、言うことだと理解しているが、その意味だと…その通りだと思う。私の人生のほとんどは組織の駒ではなかった。それでも学校卒業したての頃は、大阪株式一部上場指定銘柄の会社に勤めたことがあったから、少しは他人の釜の飯も食べたことはあった。そしてそれは社会人としての常識を身に付けるためには十分な時間だったように思う。 ファインプレーができても、チームプレーの苦手な私が、若くして組織を率いる立場になったことは、あらゆる意味で誤算である。ヘッドに必要なものを吸収する時間が大きく不足していた。社会人としての資質と経営者として必要なそれは、あきらかに異なるから…。 その頃他人からよく言われた“あなたには計算のできる右腕が必要だ。”と…。今から思えば、当然トップとして必要なものが欠けている…と諦め、嘆き、馬鹿にされていたのだろう。 私は、ビジネスでパートナーとなる人間にも巡り合えなかった。巡り合えないと言うのも私の資質なのだと今は納得している。そんな私は社員を育てることも、当然できる訳がなかった。 この記憶を残したまま生まれ変わることができたなら、もう一度経営者を目指すだろうか…?いや、止めておこう。 この度の私のこの世での気付きは、自分が人の上に立たないほうが良いという教訓をもつことだと心得よう。 生まれ変わったら、個人プレー、ファインプレーのできる変人の道を歩んでみたい。 そうすれば、自分の子供から“親父が何屋か分からない!”と、言われなくて済むだろう。 そう…私の人生は中途半端だった。まだ少し残っているけど…、もう少し頑張ってみようか…。 |
今月、ギター教室へは1回だけしか行っていない。 仕事が忙しいからではない。ギターに飽きたからではない。 ただ今習っているバッハの曲を、今までと同じように集中して覚えようと言う気持ちが起こらない。ギターを習い始めたきっかけは、好きな“ギター曲”を弾いてみたいと思ったからだが…、ここに来て、私が“ギター”という楽器そのものが好きかどうかと問われると…、そうではないかも知れないと気が付いた。 しばらく休んでみようかしら…。違った思いが湧いてくるまで、好きな曲だけ弾いていようかしら…。 先生との会話も楽しみにしていたはずなのだが、もしかしたら先生とも距離を置こうとしているのかしら…。 次の波がやってくるまで時間をおこうと思った。 12月は休むことに、今…決めた。 |
パートナーという言葉を辞書で調べてみた。 1.共同で仕事をする相手。相棒。 2.ダンス・スポーツなどで二人組になるときの相手。 3.つれあい。配偶者。 子供の頃に私の家から一本通りを越えた所に住んでいた大地主の男性いた。彼は事業の失敗から6年前に全ての財産を失い、今はつましい生活をしている。 私が、仕事上で悩んでいた時に彼から優秀な弁護士を紹介してもらい、問題を乗り切ったこともあり、6年前に私の会社の代表者をお願いしたことがあった。しかし、近づいてみると仕事の進め方すべてに甘さが目立ち、任せられないと判断し3年前に解任した。 私は彼のことを今でも尊敬しているし好きだから、できる限りの援助を続けている。しかし最近、私の足を引っ張ることが続き、昨日“甘えてもらっては困る。これ以上に助け舟が必要だと言うなら一線を引く…。”と、かなりきつく忠告した。 彼は、“あなたの言い分はよく分かっている。甘えてはいない。固く考えないで…パートナーなんだから、これからもよろしく!”と言って、握手のために手を差し出してきた。勿論私は無視して部屋の外に出た。私の思いが彼には全く通じていないことがよく分かった。 私は、彼から大切なことを学んだ。一つは話の途中で“分かっている!”と言う人は、実は何も分かっていない…という事。もう一つは話の途中で“甘えていない!”と言う人は、自分に対してすこぶる甘い…という事。 彼に教えられた重たい教訓である。 仕事やダンスのパートナーであれば、通じ合わないと思えば、或いは今以上の高みを目指すなら、そう思った瞬間から互いに別の道を歩むことができる。しかし、つれあいや配偶者となれば、それまで培った感情や思い出の蓄積やしがらみが、別離の決断を鈍らせる。 私に課せられた運命は、しがらみを乗り越え、彼と一線を引くことだと肝に銘じる。 その決断は、自分自身を大きくし、彼に自分の本質を知らしめる良い機会になるのだと…自分に言い聞かせる。 |
今年もボジョレーヌーボーが解禁になった。 私はそのワインの存在を30年前に知った。日本中が浮かれていた…後にバブルと言われる時代が始まるまでは、ワインはお金持ちの嗜好品で一般人には馴染のない酒だったように思う。私もなにかの記念日でレストランに行った時にだけ、味を楽しむというより雰囲気を味わう程度に口にした。当時一般的に飲まれていたウィスキーやブランデーやらとは事なり、水で薄めることのない割高の酒だという印象が強かった。 一昔前のボジョレーヌーボーの解禁日と言えば、高級ホテルやレストランで、新しいもの好きの金持達が集まって騒ぐ日だったと記憶している。マダムの店でも当時は樽買いしてレストランの顧客と朝まで酒盛りをしたと聞く。あくまでもワインという特別の酒のなかの、そのまた特別の酒と言う扱いであったように思う。 ところが今年あたり、フランスに畑を持つという大手コンビニが自社ブランドのボジョレーヌーボーを日用雑貨棚の横に陳列していた。猫も杓子も…という表現が適切かどうか分からないが、ボジョレーヌーボーがこれだけ日本で一般化すると…いったい誰が予想したろう? 私は、今年もマダムの店でボジョレーヌーボーを口にした。昨年の味も…、一昨年の味も…、その前の年の味も覚えていない私は、喉元過ぎた瞬間から、色も、香りも、味も抜けて行って、今では何の記憶も残っていない。 味覚・臭覚に優れた人はそんなにいないと思うのだが、私のような雰囲気だけ感じている人が大多数だと思うのだが、そんな素振りは見せずに、全国民がこの季節…えせワイン通になっている。 …なんて私が愚痴ることはない。 今年はブドウに病気が蔓延して、悪いところを丹念に取って、そのうえで収穫時機を遅くしたワイナリーのワインだけがおいしいらしいよ…なんて…マダムの話を受け売りしている私がいるのだから…。 私も典型的日本人の一人に違いない。 自分だけがワインの味が分からない…と言う話で止めておいたほうが良さそうだ。 来年も同じことを言いながら、ワイン会に参加している自分が見えた。 |