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SOLILOQUY

ひとりごと

 
November 18, 2012 11:22:49

顧客

カテゴリー: 日記
マダムの店は一人で取り仕切れる小さなスペースで…12名しか入れない。
マダムは毎年この時期にボジョレーヌーボーのワイン会を催しているのだが、その時には40名近くの顧客がやってくるものだから、場所を私の管理するホールに移して行うことが慣例化されてきた。
今年も、来週の火曜日にホールの予約が入っていたが、5日ほど前にキャンセルしてもいいかとマダムが言ってきた。どうやら、人数が思うように集まらなかったようで、バッフェ料理を頼んでいるフレンチの店に場所を移して開催したいとの意向であった。ワイン会の日程は、いつも料理を依頼するフレンチの店が平常営業に差支えずに作れるようにと…定休の火曜日に設定していたから、店を使わせてもらえることになったようである。もちろん私は、快くキャンセルを了解した。

マダムの店の顧客は、大学教授や企業幹部、役人等社会的地位の高い人が多いようだが、みな年寄だ。フレンチの店を廃業する理由の一つに…顧客の高年齢化があったと思う。今のスタイルでイベント的な催しには参加してきた顧客も、この度のワイン会で店場離れしてきたに違いない。

マダムは、来年はボジョレーヌーボーとは関係なく、忘年会とぶつからない10月頃に日程を変更すると言っていた。顧客の不参加の理由が他の会とぶつかっているから…と言う理由が多かったのだろうと推測されるが、それだけではないだろう。
根本的に新たな顧客の獲得が急務だと思う。70才前のマダムの年齢から考えれば難しい話のようだが、今回のワイン会の参加者の17名は今の場所に移ってからの顧客である。マダムの人柄は若い人にも受け入れられると思う。マダムなら新たな顧客を増やしていけるだろう。

力のない私ではあるが、これからもマダムを応援していきたい。
ボジョレーヌーボーの会だからではなく、マダムに魅かれて参加する私は…そう思う。