一昨日、近くのホテルの営業のチーフマネージャーと話をする機会があり、最近の町の動きについて情報交換をしたり、ホテル業界の裏話を教えてもらったりして、ひと時を過ごした。 彼は、身長185cm位あり最初立って話している時には威圧感があった。しかし座って話し始めると営業特有の柔和な笑顔で話しやすい。卒業校を聞いて合点がいった。日大アメリカンフットボール部…フェニックスのOBだった。今でも東京出張があれば部室を訪ねるというから、現役時代にはさぞ優秀な選手だったと推測された。 彼は、着なれたスーツ姿からごく普通のサラリーマンに見える。頭が少し薄くなって目尻に皺が刻まれているものだから、てっきり私より年上だと思って話をしていたら、逆に4歳若い…と話の流れで分かり…驚いた。結局、その場では自分の年齢を言うことなく話を終えた。 考えれば、私の年齢と言えば定年まじかである。営業の第一線で私より年下の人はあまりいないことに心当たった。 しかし、私には目尻に皺はないし、目立つ豊齢線もないし、髪の毛も白いものが混ざっていない。日々のアンチエイジングの成果だと思って、密かに自分では40歳なかばくらいに思っているのだが…。同席していた知人に“ホテルの営業の人が、てっきり私より年上だと思った。”と、もらしたら…。“いやーそんなことはありませんよ。やっぱりあなたの方が年上に見えますよ。”と、一括された。 知人は、年齢とは関係なく私の方が落ち着きがあるよ…と、言ってくれたのかも知れないけれど、結構ショックを受けた。 他人の目は、それほど甘くないと肝に銘じよう。 いかに自分に甘く生きているものか…と、思い知ろう。 これからは、自分が年相応だと思って、生きていこう。 それにしても…若くありたいものだ。 こんなことで悩んでいるなんて…えらい年齢になったものだ。 |