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SOLILOQUY

ひとりごと

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November 11, 2012 23:03:59

読解

カテゴリー: 日記
人は嘘をつくことがある。騙そうと思う悪意の嘘…成行きで出てしまう嘘…思い込みが強くて、ない事をある…と自分では嘘ついていると自覚のない嘘もある。
他人の口からでてくる事をすべて信じて生きていたいが、そうはいかない。
言葉というものだけで相手を判断することは、大人はみんな危険だと知っている。
相手の話をすべて信じてはいけないということは、経験を踏むと身についてくる。

言葉にならないメッセージを読み取ろうとする学問を心理学…というのだろうか?一般常識ではないから学問として成立するのだろうか?
優秀な営業マンや占い師は、目の前の客の瞬きや、視線の動きや、手の動きやら、足を組み替える様を観察して、言葉にならないメッセージを読み取って先を読む。
詐欺師は、巧みに言葉の罠をしかけ、心の隙間に入り込み、普段は隠れている欲望に火を付ける。

人の言葉には何故その言葉を使うのかという理由がある。何故急に瞬きをするかには理由がある。そのすべての確かな理由を知ることはできないだろうが、嘘をつくことのできる人間として生まれたいじょう…言葉にはならない相手のメッセージを読み解く力を身に付けておいたほうが良いに違いない。

少なくとも、人間は他人の本心を知ることに、もがき苦しむように作られた生き物だから…。
November 12, 2012 15:58:36

小嘘

カテゴリー: 日記
嘘をついたことありますか?…と、問われた。

…… あります…と、答えた。


他人を騙したことがありますか?…と、問われた。

…… 騙すつもりはなかったけれど、私が仕事で描いた絵が詐欺に利用されたことはあります…と、答えた。


他人を幸せにする嘘をついたことがありますか?…と、問われた。

…… 本当のことを言うのがつらくて、事実ではないことを話したことはあります…と、答えた。


他人を幸せにする嘘をついたことがありますか?…と、問われた。

…… おだてたりするのは苦手ですが、相手を気持ちよくさせてあげたり、一瞬でも苦痛を忘れさせてあげたいと思って嘘をついたことはあります…と、答えた。


嘘をつくことは、悪いことだと思いますか?…と、問われた。

……………えーっ………… 時と場合によると思います…と、答えた。


これが、大人の答えだと思う。
結構私は、嘘をつきながら生きてるみたいだ。
November 13, 2012 17:57:27

男女

カテゴリー: 日記
一昨日、市の主催する“第12回 建築物語 ~開港と宗教開花物語~”というタイトルの講演会と宗教施設見学会に参加した。尊敬する日本の洋館建築研究の権威が講師であったここと、子供の頃から前を通るだけで内部を知らない宗教建築の内側を見るチャンスだと思ったからだ。
午前中に講演を聞き、午後から雨のなか3時間かけて徒歩移動で見学した。私の町には半径300mのなかに11か所の宗教施設が点在する。日本でも稀に見る宗教過密地帯である。

小さなエリアにイスラム教・キリスト教・ユダヤ教の教会がある。まるでエルサレムみたいだ。
その他、ジャイナ教の教会もあり、キリスト教もカトリック・バプテスト・ハリスト正教がある。勿論神社仏閣もある。
まさに、なんでもありの土地である。この地で生まれ育った私は、インターナショナルな土地の影響を受け、(自分で言うと笑われそうだが…)すべてに寛容である(…?)

難しい話は面白くないから省くとして…
私は各施設を回って共通点を発見した。イスラム教では礼拝堂が男女で分かれていた。ハリスト正教では女性の入れない礼拝所があった。ジャイナ教では月経の女性は施設に入れないと注意書きがあった。日本も男女同権の世の中に移行してきたが、戒律を重んじる宗教の世界では今も、確実に男女の違いを露わにしている。

今でも女性の気持ちが分からない私は、宗教の戒律のなかに男女の違いが脈々と存在していることに、少し安心を覚えた。
だって、男と女は全く違う生き物だもの…。
November 14, 2012 18:02:00

繰返

カテゴリー: 日記
今でも週に3~4回はプールに通っている。慣れというものだろうが、気楽に行けるようになった。行きはじめた当初は自分が泳げない事が恥ずかしく、周囲の人達がみんなうまく見え、新参者の私が彼らから観察されているように思えたが、今では毎日同じ顔ぶれで、他人の視線を気にしなくて良い環境になってきた。

同じ時間に毎日来ている人がいるのに気が付いた。なかには風呂代わりに来ている人もいるのだが、なんとなく気になる高校生くらいの男性がいて、彼は同じ時間にやって来てプールサイドでのストレッチから始まり、ビート板を使ってのバタ足、ビート板を使っての横泳ぎ、同じく足だけの平泳ぎを何セットも行う。それからクロールで20分程泳いで、最後にまたビート板を使ってのバタ足に戻り、ストレッチをして帰っていく。誰と話をするでもなく毎日寸分の狂いなく同じ事を繰り返すのだ。他のスポーツの筋トレのようにも思うが、スポーツマンらしくもない。ただ頭は良さそうに見える。

私は、彼の行動パターンに美学を感じる。ああなりたいと憧れを感じる。彼のようにプールを利用したい。
話しかけたい気もあるが、うざ…っと引かれるだろうから黙って見ている。

今まで同性愛には興味なかったが、目覚めかけているのだろうか…?
いや、いや…そんな馬鹿な…やっぱ、女性が好きやし…。

冗談…冗談…。
November 15, 2012 16:13:43

本質

カテゴリー: 日記
今朝銀行に行ったら、いつも感じいいな…と、思って見ていた窓口の女子行員が、やけにそっけない態度だった。なにがあったのか…、面白くないことがあったのか…、今日はやる気が起こらないのか…、今日は彼女の本質が現れたのか…、なんだかがっかりした。でも、客にそう思われるってのは…彼女にはプロ意識が足らない。

昨晩スイミングスクールに行ったら、レッスンのはじまる前にあまり話したことのない生徒の一人から突然、“ライブ行きませんか?”と言われ、“なんのライブですか?”と聞いたら、“先生ですよ。このレッスンの…、彼女はボーカルやっていて、今月末にライブハウスでソロライブやるので、みんな行くんですけど…。”と言われた。私は日時を聞いて参加すると答えた。

水泳の先生は、いつも水着でスッピンなもので、ロックのボーカルをやっているとは思いもよらなかった。家で検索してみたら、個人のH.P.もあるし、ツイッターも結構更新していて立派なロックミュージシャンだと分かった。そう言えば…しゃがれ声だし…、あれでシャウトしたら結構雰囲気いいかもしれん。
先生は、レッスンしながら、おじさんやおばさんのファンを沢山獲得しているようだ。

私は、化粧の濃い人は、その人の本質が隠されてしまうように思って苦手なのだが、スッピンで付き合い始めるというのも、本質を分からなくしてしまうことがあるものだと思った。

他人の本質って…なんだろう?
私だって、面白くない時は顔に出てるしなー。私も自分の本質は、いつも隠してるしなー。他人の本質なんて簡単に分からんしなー。自分の本質と言われても良く分からんしなー。

そんなことを考えていると、女子銀行員が無愛想だったことも、少し許せるように思えた。
November 16, 2012 14:08:17

年齢

カテゴリー: 日記
一昨日、近くのホテルの営業のチーフマネージャーと話をする機会があり、最近の町の動きについて情報交換をしたり、ホテル業界の裏話を教えてもらったりして、ひと時を過ごした。
彼は、身長185cm位あり最初立って話している時には威圧感があった。しかし座って話し始めると営業特有の柔和な笑顔で話しやすい。卒業校を聞いて合点がいった。日大アメリカンフットボール部…フェニックスのOBだった。今でも東京出張があれば部室を訪ねるというから、現役時代にはさぞ優秀な選手だったと推測された。

彼は、着なれたスーツ姿からごく普通のサラリーマンに見える。頭が少し薄くなって目尻に皺が刻まれているものだから、てっきり私より年上だと思って話をしていたら、逆に4歳若い…と話の流れで分かり…驚いた。結局、その場では自分の年齢を言うことなく話を終えた。

考えれば、私の年齢と言えば定年まじかである。営業の第一線で私より年下の人はあまりいないことに心当たった。
しかし、私には目尻に皺はないし、目立つ豊齢線もないし、髪の毛も白いものが混ざっていない。日々のアンチエイジングの成果だと思って、密かに自分では40歳なかばくらいに思っているのだが…。同席していた知人に“ホテルの営業の人が、てっきり私より年上だと思った。”と、もらしたら…。“いやーそんなことはありませんよ。やっぱりあなたの方が年上に見えますよ。”と、一括された。
知人は、年齢とは関係なく私の方が落ち着きがあるよ…と、言ってくれたのかも知れないけれど、結構ショックを受けた。

他人の目は、それほど甘くないと肝に銘じよう。
いかに自分に甘く生きているものか…と、思い知ろう。
これからは、自分が年相応だと思って、生きていこう。

それにしても…若くありたいものだ。
こんなことで悩んでいるなんて…えらい年齢になったものだ。
November 17, 2012 14:28:25

学習

カテゴリー: 日記
昨年の7月に、車で追突事故を起こした。
その日は…、雨が降っていて通勤路に曲がりくねった山道を通ることを避け、幾分運転しやすいトンネルを抜ける近道を通ることにした。トンネルを抜け直線の急なくだり坂から大きなカーブに差し掛かる直前に、反対車線に車線減少のための三角コーンを見つけ、事故があったと予感して現場を見ようと脇見した直後に前方の渋滞に気付くのが遅れ、前の車に突っ込んだのだ。

今朝も、雨が降っていたので、カーブが続く山道を避けトンネルを抜ける道を選んだ。
トンネルを抜け、谷をまたぐ大きな橋を渡り…この道唯一の信号に先頭で停車した。青に変わった瞬間…後ろにいたオートバイが私の車を追い越していった。私は追いかけることもなく自分のペースを守って運転した。オートバイが30 m前方の急カーブに差し掛かかった時…、一番アールのきついところで、後部車輪がかすかにふらつき、その後一旦持ち直したかに見えたが、直後に車体が左右にくねるように大きく揺れ、運転者は道路の中央に放り出されるように転倒した。間一髪で対向車輛との接触を逃れるところを目撃した。

私は数メートル手前で停車し、冷静に一部始終を目撃した。
幸い運転者は、けがもなくすぐにオートバイを起こして走り出した。

雨だからと言って安全な道を選んだとしても、事故や災難は避けられないのかも知れない。ただ、私は昨年の事故の経験から追い抜かれても冷静さを保つようになった。これが学習の成果というものだろうか…?

もしもオートバイを追いかけていたら、私は新聞の三面記事に載っていたかもしれない。
これからも安全運転を心がけようと思った。
November 18, 2012 11:22:49

顧客

カテゴリー: 日記
マダムの店は一人で取り仕切れる小さなスペースで…12名しか入れない。
マダムは毎年この時期にボジョレーヌーボーのワイン会を催しているのだが、その時には40名近くの顧客がやってくるものだから、場所を私の管理するホールに移して行うことが慣例化されてきた。
今年も、来週の火曜日にホールの予約が入っていたが、5日ほど前にキャンセルしてもいいかとマダムが言ってきた。どうやら、人数が思うように集まらなかったようで、バッフェ料理を頼んでいるフレンチの店に場所を移して開催したいとの意向であった。ワイン会の日程は、いつも料理を依頼するフレンチの店が平常営業に差支えずに作れるようにと…定休の火曜日に設定していたから、店を使わせてもらえることになったようである。もちろん私は、快くキャンセルを了解した。

マダムの店の顧客は、大学教授や企業幹部、役人等社会的地位の高い人が多いようだが、みな年寄だ。フレンチの店を廃業する理由の一つに…顧客の高年齢化があったと思う。今のスタイルでイベント的な催しには参加してきた顧客も、この度のワイン会で店場離れしてきたに違いない。

マダムは、来年はボジョレーヌーボーとは関係なく、忘年会とぶつからない10月頃に日程を変更すると言っていた。顧客の不参加の理由が他の会とぶつかっているから…と言う理由が多かったのだろうと推測されるが、それだけではないだろう。
根本的に新たな顧客の獲得が急務だと思う。70才前のマダムの年齢から考えれば難しい話のようだが、今回のワイン会の参加者の17名は今の場所に移ってからの顧客である。マダムの人柄は若い人にも受け入れられると思う。マダムなら新たな顧客を増やしていけるだろう。

力のない私ではあるが、これからもマダムを応援していきたい。
ボジョレーヌーボーの会だからではなく、マダムに魅かれて参加する私は…そう思う。
November 19, 2012 12:21:43

訃報

カテゴリー: 日記
私の父も、その兄も膵臓癌を患った。母の妹も同じく膵臓癌で逝った。所謂癌になる確率の高い家系であると考える私は、日頃の生活では煙草は吸わないし、食事を含め健康全般に気を使っている。そして癌保険でも備えていて、癌と診断された時点で100万円を受け取れ、入院日額3万円、さらに先進医療費用無制限の保険に入っている。
保険内容を手厚くすることはお守りみたいなもので、そんな人ほど長生きするとの話も聞くが、それは保険屋さんのセールストークで…、やはり自分は癌にかかる確率が非常に高いと肝に銘じる。

今朝、いつものように車のなかでラジオを聞いていると、毎朝聞いている番組の水曜日のアシスタントが17日に急逝したとパーソナリティーが神妙な声で語った。一瞬自分の耳を疑った。先週の水曜日には彼女は番組に出ていたし(確かに少し呂律が回っていないようにも思えたが…)、番組を続けて聞いていくと彼女の死に至る様子が語られた。番組の翌日、木曜日に便秘がひどく検査に行くと、肝臓に転移した癌が大きくなり機能しなくなってしまい、その場で入院となり、金曜日から声が出なくなり大きく衰弱し、土曜日に死亡したという様子が説明された。私より若い53才だった。
その後番組では、彼女が生前のラジオ番組でしゃべった声を放送した。ちょうど1年前、同じ番組のなかで、彼女は涙ぐみながら乳癌が肝臓に転移したことを告げ、乳がんの発見が遅れ転移したことを悔やみ、自分と同じ思いをしないようにと、リスナーに乳癌のマーモグラフィー検診を受けるように…早期発見を切実に訴えていた。

私も今、若くして逝った彼女の思いを継いで、あなたに伝えたい。
早期発見の芽を自ら摘まないでください。癌健診を受けてください。

一瞬にして人は死んでしまう。そう考えると保険なんてかけていても役に立たないかも知れないが、今自分にできることは、すべてやっておきたいものである。

彼女のご冥福を祈りたい。
November 20, 2012 12:49:22

母娘

カテゴリー: 日記
昨晩、晩飯を食べ終えメールのチェックでパソコンの前にいた時、電話がかかってきた。懐かしい声である。最後に出会ったのが震災の前…私がまだ家族3人の家庭を持っていた頃だ。もう20年近く前になるのだろうか。
8年前に逝った父の友人で、フランスに永住し北アフリカとユーロ圏の総師範を務めた偉大な空手家の次女からの電話であった。今夏…日本に住む彼女の姉が、私の父の墓前に手を合わせたいと言って訪ねてきた折、偉大な空手家の死と、フランスで共に生活する母親と妹の便りは聞いていた。その妹からの国際電話であった。

物心つく前からフランスで生活した彼女がフランスの学校を卒業し、日本で就職することを希望し、東京にある某フランス企業の日本法人で研修期間を終えた時、自信があったにも関わらず不採用との通告をフランス人社長から言い渡され、あまりにもショックが大きく、日本で知人のいない彼女は東京を離れ関西の私の家に転がり込んだ。1ヶ月弱の間、共に生活したことを今でも覚えている。
姉から聞いた話によると、その後一旦フランスに戻ったものの、フランスでも就職難のため、数年後に再度日本での就職を試みたがうまくいかず、空手家の父の秘書として再出発しようとした矢先に、偉大なる父が亡くなり、結婚しなかった彼女は今でも母親と共にパリで細々と生活していると聞いた。

日本で同い年の友人のいない彼女は、ハートが全くのフランス人である。当時心からフランスという国を誇りに思っていた。見た目が日本人でハートがフランス人の彼女は、日本では気の強い変わった日本人として映るようで、日本での生活には障害が多いと心当たった。
さて、この度は仕事で関西に足を延ばすから久しぶりに私に会いたいとのことであった。良い仕事が見つかったのだろうか?そうあってほしいと心から願う。来月出会うのが楽しみである。

私も、彼女の母上様にお会いしに、パリに行ってみようかしら…、考えれば35年間お会いしていない。
時の流れの速さを…ふと思った。
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