先日ギターの先生と話をしていると、いつものように先生から、とても感覚的な表現方法について説明を受けた。 分かるかな?”と聞かれたので、私は“7%…。”と、答えた。先生は“さっき帰った(主婦の)○○さんは、とてもよく分かった。…って帰っていたんだけどね…。”と話された。私は“それは嘘です。私の経験から言うと、話をしていてその場で『わかった。』と言う人は、ほとんど分かっていない。分かるって言うのは、もっとジワーッと入ってくるもので、言葉で表現できるものではありません。”と、いつものように分かったことを言った。 他の生徒が来たので、話を終えたが、帰り道に路肩に車を止めて車内から先生に電話した。“さきほど、分かっていない…と、言ったのは言い過ぎました。正確には分かったというわけではなく、分かるための切っ掛けをつかんだという表現が正しいと思います。生徒(主婦)が、嘘をついているというところだけを捉えないでください。”と、フォローの電話をした。 すると、先生は“充分…分かってますよ!”と、答えた。 先生は、本当に分かってくれたのだろうか? 水泳教室に参加して一ヶ月経過したが、いまだにバタ足で前へ進まない。今日はネットでバタ足について検索してみた。すると、私がいままで習っていた練習方法が間違いだと指摘する解説を見つけた。私は“これだ!分かった!”と、思った。 しかし思い直して“いや、分かったのではない。分かる切っ掛けをつかんだのだ。”思い直した。 さて、今晩もプールに行くつもりだ。 今日、気が付いたことを実践するのが楽しみだ。 |