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SOLILOQUY

ひとりごと

 
October 16, 2012 14:03:43

勘定

カテゴリー: 日記
昨晩4人で、回転寿司に行った。皆が食べ終わり、会計ボタンを押すと、スタッフがやってきて、皿を数え、手持ちの無線精算器に打ち込んだ。スタッフから飲食金額を伝えられ、席番カードを持ってレジに向かうと、家族連れの先客がレジの前で支払いを待っていた。
焦り顔の店長らしき男性がレジの前でごそごそしている。しばらくその様子を見ていると、私の後ろにも客が並んだ。

それから数分後、店長らしき男性は3組の客から席番カードを集め、“今からレジの立ち上げに時間がかかりますので、このままお帰りいただいて結構です。お待たせして申し訳ありませんでした。”・・・・
確かに私の前に待っていた父親らしき男性は、体がでかく見た目は恐そうであったが…、まさか店長が怯えたわけでもあるまい。精算金額を覚えていて支払おうとした私達を制し、店長は我々を店の外へ送り出した。

今日の話は、我々がラッキーだという話ではない。確かにラッキーではあるが、店にとっては小さいながらも痛手に違いないからもろ手を挙げて喜べる話ではないことは重々承知している。

言いたかったことは、世の中がIT化(機械化)して、トラブルが起こると大変なことになると言う事だ。
停電で銀行業務が麻痺して決済できなくなると多くの人が大打撃受けるというニュースは聞いてはいるが、このたび回転寿司においても客席はすでに片付けられており、スタッフが客席で打ち込んだ情報がレジのトラブルで取り出せなくなり、請求金額の算出ができなくなることを目の当たりにした。

大変な世の中になったものだ。巷で個人情報のIT化に反対する人を見受けるが、なにかの拍子に私の情報がこの世から抹消されるなんてSFチックな世界に人類は足を踏み入れたと思うと、なんでもIT化するのもどうかなぁー…と、思った。