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SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 30, 2012 15:24:39

夏休

カテゴリー: 日記
今朝、犬を連れて遅めの散歩に出た。夏休みに入っているから、いつもなら小学生が列を作って登校する道には誰もいない。小学校の校庭に面したフェンス越しに若い男性の姿が見えた。良く見るとホースで花壇の植物に水をやっている。おそらく普段生徒が育てている草花が休みの間に水切れして枯れないように世話しているに違いない。

生き物を飼っている学校もあるだろうに、その場合は休みでも生徒が順番に世話しにくるのだろうか…。私の小学生の時には動物を飼っていなかったから分からない。
“いきものがかり”なんてグル―プがあるけど、グループの命名にあたって、彼らはその役割の重さを実感した経験があるのだろうか…?

皆で育てた草花が、夏休みの間に枯れてしまうことを経験することも大切かもしれない。
皆で育てた動物が、夏休みの間に死んでしまうことを経験することも大切かもしれない。

そうしたら、命の大切さや、命を育てることの大切さを思い知ることができるだろうから…。
(今時、動物が死んだら先生の責任になりそうで、放っておくわけにはいかないと思うけれど…。)

若い男の先生の横を通り過ぎる時、彼のほうから“おはようございます。”と笑顔で挨拶してくれた。私も“おはようございます。”とすぐさま答え、“誰も見ていないようだけど、私は見ているよ…あなたが子供達の悲しい顔を見ないように頑張っているところ…。”と声を出さずにそっと続けた。