私の友人が、facebookのなかで、彼の知人の…世界中を渡り歩いているフリーカメラマン(先日私を訪ねてくれたカメラマンではない)のエッセイに いいね! をチェックしていた。 私も、そのカメラマンと面識がある。 私は酒を飲むと限りなく下品に崩れてしまうカメラマンが、あまり好きにはなれなかった。 このたび、はじめてカメラマンの文章を読み、彼の人生における経験の深さを少し感じた。下記にその文章をのせておく…。 ------------------------------- 記 ------------------------------- 私の旅 友人の本を読んだのを切っ掛けに自分の旅を振り返ってみた。思えば青春時代のほとんどが旅であり、今もその中にいる。「人の人生は旅のようなもの」と云うが、私の場合は「旅そのものが人生」である。勇気、無謀、旅立ち、戸惑い、孤独、悩み、寂しさ、無知、親切、不親切、友情、病、死、事故、盗難、貧しさ、餓え、忍耐、暴力、無視、嫉妬、権力、結婚、家族、子供、親、兄弟、友、異性、国家、亡命、他国、国境、革命、指導者、宗教、戦争、自然災害、テロ、暴動、抵抗、デモ、異文化、芸術、涙、愛、挫折、勇気、痛み、おそらく人が人生で経験する全てのことを私は長い旅の中で経験した。友人の旅は青春時代で終わったのだろうか。私の旅に終が無い。 今は体の各パーツを修理している最中だ。どうしても修理の効かない部分もあるが、それは長い間、酷使していれば起こることで、自覚していれば、まだ使える。若い時と同じようには出来ないが、まだまだ旅は続ける。そして写真を撮り続ける。 ----------------------------------------------------------------- 文章みるとかっこいいんだけどなー。 しかし“女・酒・ギャンブル・麻薬・陰謀・裏切り”も書いてほしいな。 やっぱり彼の人間性は好きにはなれない。 私もそんなこと言われないように普段の“生き方”気をつけなくちゃー。 |