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SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 13, 2012 14:13:02

本音

カテゴリー: 日記
昨日、約一月半ぶりにギター教室を訪ねた。そしてしばらく行かなかった本音を先生に話した。“弾きたかった曲が、曲りなりにも二曲とも弾けるようになり、この曲だけを弾き続けたいと思って来なかったのです。そうでないと新しい曲を習うことになるような気がして…。”
そう言って…、私は“アルハンブラの思い出”を弾き始めた。それも非常にゆっくりと…。

以前からずっと、スピードが速すぎると先生から指摘を受けていた。いつも“もっと遅く…もっとゆっくりと…”と言われ続けた。
しかし、どうしてもゆっくり弾くことができなかった。

昨日は、とてもゆっくり弾くことができた。ゆっくり弾くと言うことは、粗がみえてくる。

教室を休んだ間に、上手くなったとは言わないが、ゆっくり弾くことが苦ではなくなった。
先生がおっしゃった。“遅く弾けるようになったね…。この曲は早く弾くものだと思っている人が多い。みんな完成した弾き方を真似しようと…、早く弾こうとするけれど、正確にゆっくり弾くことができない人が早く弾いても良い演奏にはならないのだよ。”と、講評いただいた。

決して上手く弾けるようになったとは思わないが、数か月前よりずっとこの曲が自分のものなったような気がしていた。

自分の演奏レベルが、新しいステップに入ったと実感した。きっと近いうちに一皮むけた演奏ができるように思う。

…と、いう事で私が飽きるまで、先生からこの二曲の指導を受けることになった。

新しい曲に向かって歩を進める日は、いつになるだろうか…?