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SOLILOQUY

ひとりごと

 
December 29, 2011 12:09:54

教訓

カテゴリー: 日記
昨日取引銀行の新しい営業担当者が挨拶に来た。2ケ月ほど前に前任の担当者から、研修に行くのでしばらく会えない旨の電話が入りそれ以来連絡が入らず、どうなったかと思った矢先だった。この度の担当者はこれまで貸し付け係りをしていたらしくなかなかしっかりした人物に見受けられた。

私の会社は、現在特に経営上問題があるわけではないが、私が今考えうるリスクを彼に話した。それから自分の人生訓の
「幸せはいつまでも続かない。つらいこともいつまでも続かない。なにが起こるか分からない。人生なにが起こるか分からない。」を伝えた。
そして6年前に大病したことを話した。すると彼の兄が私と全く同じ病気で数年前に死んだと聞かされた。
続いて私が宝くじは絶対当たるものだと信じていると話した。宝くじが当たることを信じられない人の気がしれないと話をした。人生にはもっと確率の低いことが頻繁に起こっていると語った。

すると「本当ですね。」と言って、彼は話を続けた。「数年前に返済が滞っている融資先があり、明日返済が行われなかったら、競売にかける予定の会社が、1億円の宝くじが当たって、今では優良企業で頑張っている。」と言うものだった。

“人生なにが起こるか分からない。”という教訓において私とその営業担当者は深い共感を分かち合った。

来年は、彼とは新たな縁ができるように思った。