acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

 
December 01, 2011 16:32:24

人生

カテゴリー: 日記
私に若い友人がいて、彼は人生について悩んでいる…

彼は造形大学を卒業し1年半が経過したが、いまだに定職についておらず、たまにアルバイトをしながら実家で作品作りをしている。今の世の中You Tubeとかでヒット数が上がる作品を投稿すれば、けっこう稼げる世の中だから、作品作りに必死で取り組んで頑張ってみることに、私は賛成なのだが、当の本人に最近迷いがでてきたみたいで、作品作りは止めて、稼げるアルバイトをしようかどうか悩んでいる。
その悩みは、私にとっては贅沢な悩みに思う。今定職についていなくても食べて行ける環境だし、なにしろ彼にはまだ無数の選択肢がある。

私の人生経験のなかに、自分の選択肢がなくなった時期があって、この時は「どうしたらええねん!」が口癖になり、毎朝枕に髪の毛が何十本と抜け落ちていた。正直このころ自殺も考えた。

彼に「あなたには選択肢がいっぱいあるから、それで悩むのは贅沢なんだよ。」なんて言ってみようかと思ったけれど、言ったところで今は通じないと思うから、黙っていることにした。

彼だけではなく大抵の人は自分が被害者のように生きているんだろう。

選択肢がないと思っていても、窮地を切り抜けることができた私は、彼が経験を重ね自分の人生は自分が中心で回っているんだと、早く気が付くことを祈っていようと思う。

人生には、どんなことがあっても選択肢があって、立ち止まらずに進み続ければ自分の人生の道が見えてくるという事は、彼がもう少し経験をしなければ分からないんだ。

一般的な励ましだけ言っておこうと思う。
“若いんだから失敗を恐れるな!”と…