私の“世界の七不思議”のなかに、女性の“ネイルアート”と言うものがある。 粗を隠しで顔を白く塗りたくって唇を血の色に染めたり、不健康そうなブルー系の色にしたりする行為は、メスの群れのなかで強いオスを引き寄せるために効果的な手段であり、このことは、より優れた種を次に残すための地球上の生物のなかで自然発生した営みの一つだと理解している。 ところが“ネイルアート”が化粧の延長にあるかと言うと私はそうは思えない。そもそも男が女性のネイルを見て魅かれるわけがないと思うし…、“ネイルアート”は女性特有の自己満足の境地のなかだけにあるもののように思う。 女性の心理がまだよく分からない私には、どうしてそこに時間とお金をかけるのかよく分からない。 私が未熟で変人かもしれない…とも思う。 ネイルアートに時間をかけている女性を見ると、仕事も家事も中途半端な人のように思い、避けて通りたくなる。 いずれにせよ、高度な(?)人間である私は、化粧を透かして見たその人の素顔をみて、お付き合いしたいものだ。 なんてことを言ってたら…“お前、口髭剃れよ!”なんて言われるかな…? |