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SOLILOQUY

ひとりごと

 
June 02, 2012 13:36:50

活性

カテゴリー: 日記
私の町に数年前から“町の活性化検討会”という集まりがあり、私も参加してきたが、これまでの会合での意見の擦り合わせの結果、本年7月から“○○町のいいはなし発掘隊”を歴史学者・住人・商業者・行政を巻き込んで組織化しようとするムーブメントが動きはじめる。そして町に関わる歴史・文化・暮らしに関する情報をとりまとめ一般にそして将来に伝えて行こうというわけだ。

私は、そこで事務局を任されることになりそうだ。いつもなら表だって行動することは(特に商業的活動)避けているが、このたびの活動の趣旨は非常に文化的であり、歴史学者との交流も深まり、未来に歴史小説を書こうとする私にとって捨てがたい興味があるため引き受けようと思っている。

しかし、あまり大声では言わないが、町が活性化するか否かは、私にはあまり興味がない。

ただ、町の活性化のためには、そこに関わる利益の異なるすべての人々(住人・学者・商業者・文化人・教育者・行政)にとって、町に対する最大公約数的目標が必要であり、その目標は“自分たちの町を誇れる町にしよう”と言う呼びかけ以外に私は思いつかない。
その点、この度のムーブメントのまず歴史をしっかりと認識しようとする順番は正しいと思う。

現在世の中に溢れる、新しく人工的に立ち上げた町が20年後に目標を失い衰退する様子をつぶさに見るにつけ、私の関わる町は、歴史的資産を有する点ではるかに将来の可能性をもっている。

さて、どこまで力を尽くせるだろうか…。
どこまで馬鹿になれるだろうか…?