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SOLILOQUY

ひとりごと

 
August 25, 2013 10:59:48

夏祭

カテゴリー: 日記
私の願いは通じず、昨日の夏祭りは決行された。それも天気予報では降水確率60~70%なのに、闇が広がりはじめると降っていた雨が上がり、おまけに気温が下がり最高の祭りの夜となった。

私達のブースには、近くの高校の先生と生徒が手伝いに来てくれた。お客の子供達の相手は私なんぞより、ずっと彼らのほうが上手く、後半は彼らに任せっきりになった。

祭りも終わり裸電球の灯りが消されかけた頃、見知らぬ男性が女子高生に話しかけた。どうやらいっしょに並んで写真を撮ってほしいと言っているように見えた。ところが女子高生の肩を抱く素振りをしたから、先生が飛んで行って止めさせようとした。男は、彼女がOKしたと先生に、ごねはじめにらみ合いが続いたものだから、私が間に割って入って至近距離で男に冷静になるよう促した。しかし男は納まらない様子で、“今日一日が面白くなくなった。どうしてくれるんや!”と因縁をつけ始めたので…“ごめん。本当にごめん。今日一日が面白くなくなってごめん。頼むは、許して、謝るから、本間に…。”と、間髪いれずに謝り倒した。しばらくして、男は文句を言いつつ去って行った。

本来なら、未成年の夜間の校外活動において保護者である先生は親代わりだから、その立場で肩を抱く行為は容認できないと、論理的に諭すべきなのだろうが、相手が感情的になっているものだから、ともかく謝って、息抜きをさせるほうが賢明だと思ったのだ。
男が非常識であり、こちらが謝ることなど、どこにもないわけだが、経験がそうさせた。

簡単に頭を下げるおじさんの姿を見て、高校生たちはなにを思っただろう?