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SOLILOQUY

ひとりごと

 
August 06, 2013 14:44:51

現象

カテゴリー: 日記
今朝、ある老人と話をしていると、“死”についての話になり、彼女が近づいてくる死に怯えていることに気が付いた。私にとって“死”とは、恐いものではなく嘆きの対象となるものではなく、単なる現象であって、いつでも受け入れられるものだから、そのことを彼女に話をするのだが、トンチンカンにしか理解しない。

神様がお願いを聞いてくれることなんかないんだよ…とか、一瞬自分の経験した死の概念のなかを抜けると、蛍光灯の明かりが消えるようになにもない世界に行くんだよ…とか言ってもポカンとしている。私も見てきたように言うが、私の概念のなかで言っているだけなんだけれど…。

だいたい死に関する概念は地獄にかぶせておぞましいいものだという事も、死は天国への扉だという事も、宗教が都合よく解釈して教えたもので、私にすれば単なる現象でしかない。
死に至るまでの時間には、痛みや苦しみはあるが、死をむかえれば何も感じない。

私は、そう思うんだけれど、大抵の人達は、宗教的概念で死を捉えている。

説明しても分かってもらえないしなぁ…。
もう、この話は止めとこう。