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SOLILOQUY

ひとりごと

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October 21, 2011 18:14:38

知人

カテゴリー: 日記
私の知人が、今日“オフィスDO”という会員性のオフィスをオープンした。
このオフィスのキャッチフレーズは“仕事をするオフィスではなく、仕事を生み出すオフィス”である。

その知人には5年半前に我が社の代表をお願いし、1年半前まで引き受けてもらっていた。私は社会的に表舞台に出ないことを誓ったので、彼にはいつまでもその役職についていてもらいたかったのだが、先祖から譲り受けた財産を一代で失くしてしまった彼は、思った以上に経済観念が乏しく、そのままほっておくと会社を潰されてしまうように思い、他の人に役員を替えずにはいられなくなった。

彼との関係は、今でも悪いわけではない。このたび私もオフィスDOの会員に誘われたが断った。私には会員性というシステムがどうも納得できない。それに、彼は入会していない私がその会に全面的に協力的姿勢だと周囲の人に言って回っていたので、会員に対する責任を私には負うことはできないと考え一線を引くことにした。

本日オープニングパーティーが、行われている。今この時間も行われている。
私は、他のメンバーが顔を出す前に、少しだけ顔を出して退散した。

彼の“オフィスDO”がうまくいってほしいと思う。しかし、うまくいくとは思えない。どうして彼にはそれが見えないのだろうか…
彼は、他人の本音が分からない。そのことをこの5年半の間に私は理解した。そのことを本人に伝えることのできない自分に歯がゆさを覚える。

複雑な気持ちの続く一日だ。
October 22, 2011 14:44:15

山道

カテゴリー: 日記
私の子供の頃、今頃の季節にはすでに紅葉が始まっていたような気がする。いつも通勤で通る山道は、いまだ秋の気配すらない。これも温暖化の影響なのだろうか…紅葉が1ケ月も遅くなるとは地球にすごい変化が起こっているのに違いない。人類がパソコンと言うツールを手に入れたことより、もっと大きな変化と言えるかもしれない。

今朝、秋の気配のない山道を町に向かって走った。すると、山のなかにある森林植物園に向かう市バスとすれ違った。曲がり角で大きく膨らむ大型バスを交わすため、カーブの手前でスピードを落として待機していた私の車の横をバスがゆっくりと通り過ぎて行った。
その時、バスの中を覗き込むと、乗車客が見当たらない。小雨交じりで気温が少し下がった今日…、週末といえども自然のなかを散策する人はいないのだろう。

おそらく、紅葉真っ盛りになれば、もう一度あのバスもいっぱいになるに違いない。

誰も乗っていないバスを見て、秋を感じた今朝のひとこまであった。
October 23, 2011 12:00:00

学会

カテゴリー: 日記
一月ほど前に友人に誘われ、本日10月23日に東京の千駄ヶ谷で開かれる学会に参加することにしていた。学会と言っても私が学者とか医者とかいうものではない。私は他人より記憶力が悪く勉強が嫌いな、どちらかと言えば文化系の人間である。

友人曰く入場券を買い求めれば誰でも会場に入れるからと勧められ、学会なんて名のつく集まりには、今回を逃せば一生参加することもなかろうと…聞いてもなんのことか分からないと思いつつ、参加予定にしていたのだが、例によって東京からアロマオイルの会社の社長が私を訪ねて22日か23日かにやってくると連絡が入り、東京行きを諦めて来訪を待つことにした。ところが…昨夕、24日に変更との連絡が入り、いつものように振り回され、結局新たな経験値の獲得を逃すことになった。

もうすぐ、昼飯時である。友人とのやり取りのなかで、今日のランチタイムには美味い蕎麦屋でも行こうと話をしていたから、今になって無念さがこみあげてくる。

悪あがきで、今日は近くの蕎麦屋に行ってみようと思う。

結局、私には学会なんて縁のないものだった。

明日やってくるだろう社長が、私にとって、いい話をもってくることを信じよう…。
October 24, 2011 20:16:31

運命

カテゴリー: 日記
“大殺界”とか言うものが話題になったことがあったが…
当時私は全く気にすることなく生きていた。自分がいろんな意味での死を見、自分の周囲にあったものを失い、そして生き延びることができた今、振り返ると、私にとっての大殺界と言われる時に、私は死に、すべてを失っていた。

だからと言って、私は他人に自分の“大殺界”を知っておいたら…と言うつもりはない。

ただ、人生にはリズムがあり、なんでもうまく行く時があり、何をやってもうまく行かない時もある…ということは、一般的にあるように思える…そう思える体験は今までにしてきた。そこのところはだけは他人に言える。

人生を、低いレベルではなく、高いレベルで体験したい。

そのためには、努力も必要だろう。自分を支えてくれる人達との人間関係も必要だろう。
感謝の気持ちも大切だろう。

うまく行くときよりも、うまく行かない時のために、いろいろ経験して、さらに高いレベルの人生を生きていたいものだ。なんて、分かったようなこと言ったりして…。

私事だが、私は今、人生のバイオリズムの最高点にいるようだ。次の大殺界まで後6年…
まっ どうでもいっか…
6年以内に死んでるかも知れんしなぁー。それになんでも例外があるし…

“人生なにが起こるか分らない。なにが起こるか分らない。”

なんか、今日は疲れてるな……
October 25, 2011 12:49:49

憂鬱

カテゴリー: 日記
どうやら近々、弁護士に相談することになりそうだ。我社にも顧問弁護士がいるから単なる相談であれば顧問料のなかで納めてくれるが、当然裁判とかになると別途費用がかかる。できれば裁判所を通さずに解決したいものだが…。

相手が私から逃げて話し合いをしようとしない。勘ぐれば相手も企業だから、すでに第三者に相談していて、私からのアクションを無視しておくようにとの指示が出ているかもしれない。だから、第三者を介して話をつけることになる。

弁護士に投げてしまえば、私自身のストレスは幾分楽になるかも知れない…どうも最近私の頭がすっきり晴れない理由は、こんなことが頭にあったからに違いない。

明日、この両社の関係を取り持ってくれた紹介者に話をした後で、おそらく第三者をつけることになるだろう。

相手が話し合いの場に出てくれれば、公平な損得関係が理解できる私自身でも結論までもっていけるのだが、相手が先に第三者に相談すると私は表に出て行かれなくなる。

明日から楽になろっと…

こんなことまで書き始めて、皆さん、申し訳ないです。
最近、ちょっと悩んでいたもので…
明日からすっきりして、もっと明るいことも書けるようになると思います。
悪しからず…
October 26, 2011 14:33:34

能力

カテゴリー: 日記
昨晩気晴らしに映画を観に行った。タイトルは“リミットレス”。
人間の頭は普段その能力の20%しか使っていない。能力を100%引き出す薬物を、ふとしたことから手に入れた男の物語である。恋人にも捨てられる冴えない小説家の主人公は、その薬物を飲み始めた時から、4日でベストセラー小説を書いたり、短時間で株の動かし方を覚え大金持ちになったり、あっと言う間に外国語がしゃべれるようになったり…人生が一変する。
家賃を払う金もなかったダメ男が、一瞬にして超エリートに変貌するというストーリーである。 よく練られた映画だ。

アメリカにギター修行に行った高校の友人が、「覚せい剤を使用し、車で街中をフルスピードで走行したら風景がスローモーションで流れていた。」と言っていたが、映画のなかには、同じような状況を彷彿とさせるシーンもあった。

そもそも私たち人間は、自分の能力のほんの少ししか使わずに生きている…ということは普段から思い当たるところが多々ある。

薬物を使用した後の映画の主人公のような人のことを天才・神童と呼び、一般的な能力は全般に大きく劣り、ある一部の能力だけが突出している人のことをサバーンと呼ぶと私は理解している。

人が自分の持つ能力を100%使って生きると、きっとオーバーヒートして一瞬で燃え尽きてしまうのだろう。例えばステーィブン・ジョブスのように平均寿命より短く生涯を終える。長生きしている天才は逆に信じられないくらい劣っている部分があって、それでバランスとっているのかも知れない。

私はと言うと、優れている部分より劣っている部分のほうが多いから、大病したけど、少しは長生きするだろうか…。

“リミットレス”はストーリー・キャスト・映像美・音楽すべてAクラスです。私の推奨映画です。

ただ、いつものように私の観る映画はお客が少なく、昨日も私を入れて5人しかいなかった。このあたりのところも評価に入れて、自己責任においてご覧ください。
October 27, 2011 17:11:15

出血

カテゴリー: 日記
昨朝、起きぬけに大きなくしゃみと咳をし、口元を手で覆った。その手を開いて見ると血の混ざった唾液がついていた。続いてまた咳をした。喉の奥に違和感を覚えた。なにかの塊が鼻孔から喉元に流れ出し食道をふさいでいるイメージが湧き呼吸が苦しくなった。人差し指と親指を口の奥に入れて異物をつまみ出そうとした。だがとれない…手は血だらけになった。そのうち塞いでいたものが、鼻孔のなかに引っ込んだように感じたので、違和感を残したまま、内科に行った。
つい先日上手い具合に血液検査をしていたので、その結果を聞いてみると少し尿酸値が高かった以外は、痛みのマーカーも上がっておらず、喉の奥が少し腫れているけれど問題ないと診断され、喉と鼻の風邪薬を渡された。
なんだかすっきりしなかったので、今日の昼休みに耳鼻科を訪ねた。始めていく真新しい病院…若い先生に症状を話すと、ファイバースコープを鼻に突っ込まれ、喉までの画像を見せられた。リアルタイムで体の内側が見える凄い時代だ。
鼻に詰まっているものはないと診断された、その代わり鼻から口につながる通路の一部と喉の奥の二か所に傷があり出血が続いていると説明を受けた。
咳とくしゃみが大きすぎ…、あるいは口に入れた指が食道に傷をつけたかも知れないと言われた。画像を見せられると納得せざるを得ない。

結局私は、はやりの結核ではなかったようだ。そして大動脈に異常があったわけでもなかったようだ。
正直言って、私は一瞬死ぬかと思った。人間慌てると悪しきことを考えてしまう。自分ではいろいろ経験してきたつもりだが、まだまだ子供だ。

それにしても、ファイバースコープはすごい診察器具だ。
October 28, 2011 21:01:58

知恵

カテゴリー: 日記
今日の午後、私の尊敬するある老舗の会長の別宅に招かれ話をした。
宮内庁御用達の、ある商品の加工販売を手がけるその老舗は、全国区のお店である。

70才を過ぎた会長は子供の頃実家の事業が倒産し、母親と夜逃げ同然にそれまでの住み処を離れたそうだ。
学校卒業後、1ドル365円の頃40万円持って単身船でアメリカに渡り、その後働きながら2年間アメリカで過ごし、それ以上滞在すると徴兵でベトナム戦争に送られる状況になったため、日本に戻ったという経験を語ってくれた。

会社のホームページは15年前から自分で作り、パソコンやメールも誰よりも早く使いこなし、ボランティアも積極的に参加する…そんな会長は、まさに尊敬に値する。

知識は、勉強した結果身につくもの
知恵は、経験した結果身につくもの

…であるとすると、今日は会長のそばにいて、多くの知恵を授かった。
そんな会長に、私のことを好きだと言ってもらえた。今日の3時間半の面談が、その言葉が心からの言葉だと信じれる。

会長を見ていて、誰かに与えられた事を誰かに与えられる…そんな人間になりたい…と思った。
私も、それができる年齢に近づいてきた…と思った。
October 29, 2011 21:17:17

週末

カテゴリー: 日記
20分後、映画を観に出かけることになった。こんな時間から映画館に行くなんて今までなかった。すでにお腹がいっぱいで、酒もかなりまわっている。今朝体重を計ると1.5kgオーバーだった。冬眠に向かって少し脂肪を増やそうと今日も酒をかなりのんだ…それは言い訳…明日からはまたカロリーコントロールしようと思う。

さて今から観る映画は“…8minutes”
感想は明日以降に報告させていただきたい。もし、映画の途中で眠らなければ…。
寝てしまう可能性80%。

楽しい週末だ。
あなたも、残りの今宵と明日が素敵な一日になりますように…。
October 30, 2011 18:54:41

学生

カテゴリー: 日記
昨日、居留地研究会が主催し市の教育委員会が後援する、高校生・大学生が我が町のことを研究発表する会に参加した。
午前の部が高校生全7校、午後の部は大学生全6校が参加するものだ。私の興味は発表内容以外にもあり…、それは会場が女子高の講義室で開催されるもので、初めて禁断の園に足を踏み入れる感があり、ささやかな胸の高鳴りを覚えていたのである。
しかし、学校のなかに入ってみると、胸の高鳴りなど幻想であったことに気づき、女性だけの学校に対する甘酸っぱい想いは消えうせた。早い話、普通の学校だった。

私は、高校まで公立校で過ごしたが、いままで上履きに履き替える習慣はなく、テレビの学校シーンでしか見たことのない入口の靴箱のなかからスリッパを引っ張り出して履き替えた。そんなことが妙に新鮮だった。

研究発表はすべて聞いた。その結果、一昨年に開催された第一回目の発表会のほうがレベルが高いと感じた。質疑応答時に、私は居留地研究会の80才を越える大先生達の合間を縫って、いくつか発表テーマには関係のない質問をして、学生を困らせたりしたが、ある大学生の発表の後、大学の名誉教授が質問しようとした矢先に、“お手柔らかにお願いします。”とか、質問後に“そうとも言えますが、自分の立場はこうなので、それは問題ありません。”なんて言うように、教授を切って捨てるような受け答えをした女子学生がいて、教授のすこし慌てた様子が、やけに面白く笑い声をもらしてしまった。

あの女学生は、これから大物になるのだろうか…、発表を終わった彼女が私の横を通って退場する際、小さなエールを送っていた。

審査発表の前に席を立ち、友人と酒を飲みに行って、10時前に映画館に入ったわけだが、
結局“ミッション:8ミニッツ”については、酔っていて感想を言えるほど、覚えていないのが正直なところだ。悪くはなかったとだけ…お伝えしておくことにする。
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