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SOLILOQUY

ひとりごと

 
September 12, 2010 11:11:36

浦島

カテゴリー: 日記
昨日、不思議な経験をした。寝ていて、起き上がったら周囲がそれまでと違う世界に変わってしまった。一瞬、浦島太郎状態だ。「どうなってしまったんだろう?」と考えた。前を見ればさっきまでと同じ部屋にいるし、周りにいた人は、そのままいるようだし・・・なにが変わったかと言うと、目の前に霞がかかっていたのだ。この変化に感づいているのは私だけのようで・・・他の人は何事もなかったように普通に会話している。きっとうつ伏せの状態で両目を圧迫していたので焦点が合わなくなったのだろうと納得しようとしたが、今までそこまで視界が変わる経験は無かったし・・・。「視力が急に悪化したのか・・・そんな馬鹿な!」と、不自然に固めた笑顔を保ちながら首を横に向けて周囲を見れば、なっ・・・なんと、隣の治療台にいる人の背中にお灸がいっぱい・・・そこからもくもくと煙が立っていた。私の表情を不思議そうに観察していた先生に「急に目の前に霞がかかったようになって、びっくりしてたんです。」と言うと、「そうやろ、すごい煙やろ・・・消防が来そうやな・・・」
浦島太郎は一瞬で現実に戻ることができた。
うつ伏せのまま、いつもより長い時間待たされたので、その間に煙が充満したようだ。
例のカイロプラクティック治療院での出来事である。

“空気が読めない”とはこのことか・・・一瞬にして自分が周囲から取り残される事…、気がつかないうちに自分がそんな状況に陥る事ってあるんだろうな。今回はすぐに現実に戻れて良かった・・・ ・・・ ・・・