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SOLILOQUY

ひとりごと

 
September 06, 2010 20:23:30

献血

カテゴリー: 日記
私には以前、変な“癖(ヘキ)”があった。自分自身では普通なのだが、人からみるとやはり変だと思う。それは“献血癖”で・・・、町を歩いていて、ライオンズクラブかJCの若い人たちが“現在AB型血液不足”(そう私はAB型である)というプラカードを掲げ、力なく叫んでいる姿を見ると無性に献血したくなるという癖だ。血圧が高かったので献血すれば圧も下がるのではないかと言う、体調を考えてのこじつけ的理由もあったのだが、本当のところやはり“癖”であったように思う。それが平成13年10月から一度もなくなった。それまでは、日本赤十字社から銀バッジ・金バッジ・おまけに楯までもらうぐらいの献血マニアだったのに・・・、癖を封じ込めた理由は、その間に極端に忙しくなり体調を崩して手術をし・・・以後血圧降下剤とワーファリン(血液をさらさらにして血栓ができにくくする薬)を服用するようになり、薬まみれの私の血液が他人の体に入るなんて絶対に許されないだろうと思いこんだからである。先日主治医に、「私は献血できないでしょ・・・?」とダメもとで尋ねた。すると「いやぁー、もしかしたらできるかも知れませんよ・・・以前より基準が緩くなっているみたいだから・・・いっぺん聞いてみたらどうですか・・・」と言われたものだから、今日仕事で町へ出たついでに献血ルームを訪ね、もしやと思い、聞いてみたら・・・「ダメです。」と即答・・・

よく分かった。私はどんなに体調が良くても、やはりもう一人前の体ではないのだ。私の体は、もう他人の役にはたたないのだろうか・・・と思いながら、健康保険被保険者証の裏にある臓器提供同意欄にサインした。帰って話をしておかねば…。