昨年夏に、ある郷土史研究家に作家のサインの入った小説をお借りした。面白かったのですぐに読み終えたのだが、お返しするタイミングを逃し続けていた。昨日、「今日こそはご自宅のポストに投函しよう。」と思いたち、職場を出た。その研究家は年配で足がお強くないため、お気遣いのないよう事前にご連絡せずに後で投函したことをお電話しようと思った。ご自宅の前に立ち、小さめのポストに包みが入りそうにないと悩みかけた瞬間・・・外出着のご本人が門から出てこられた。昨年後半は体を悪くされ家から出なかったのだが今日は久しぶりのお出かけとのこと・・・以前、短時間二度だけお会いした老研究家は、最初私のことが分からなかったようだが、すぐに思い出していただき無事お借りした本をお返しすることが出来た。これですっきり・・・よくあることだが、この絶妙な偶然?に感謝・・・である。 自分のやり残していることを、私はたまに書き出して、一つ一つクリアしていくことにしている。最近、書き出す項目が以前より少なくなっている。こういう状態が続くとストレスがたまらない。 この調子で、今年が進んでいきますように・・・そうしたい。 ところで、私はもう一人、今年会いたい人にまだ出会えていない。 |