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SOLILOQUY

ひとりごと

 
January 26, 2010 23:58:58

宇宙

カテゴリー: 日記
昔読んだ本にこんなことが書かれていた。
北風の吹く町を歩いているとバス停の近くのベンチに座っていた若い男女に「お腹が空いて動けないので、お金を恵んでほしい。」と声をかけられた。
ポケットの内に手を入れると5ドル札が1枚あった。5ドルしかないのだからと思い、多くの人がそうするように「お金はない・・・」と言って通り過ぎようとしたが、人の良さそうな空腹の二人が気になり自分の家に招く。冷蔵庫のなかの残り物で料理を作ってみたら結構なご馳走が出来上がり3人で会話しながら、楽しいディナータイムを過ごすうち、二人の人となりを理解した。食後居間で休めるように1枚の毛布を渡し一夜の宿を提供する。翌日ささやかな朝食の後、ポケットのなかの1枚の5ドル札を二人に渡して家から送り出した・・・。
この物語を初めて読んだ時、出来すぎた話に、‘そんな人が良すぎる人はおらへんやろ!’と思ったことを覚えている。
物語の続きにこんな事が書かれていた。
この宇宙は自分が‘思う事”を実現化する。
宇宙は‘お金がほしいと思う自分の欲望’よりも、‘今お金がない’という現実の自己認識のほうを優先して叶えてしまう。
他人にあげる‘お金がないと思う事’は、自分が“お金がない人間である”と宇宙へ宣言をしていることになるのだそうだ。宇宙は自分自身が宣言したことを叶えてくれる・・・
さてあなたは‘5ドルしかもっていない人’なのか‘5ドルも持っている人’なのか・・・さぁ どちら?
この考え方が、上手く生きるための公式の一つ・・・

宇宙はあなたの宣言を待っている。