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SOLILOQUY

ひとりごと

 
January 16, 2010 21:15:48

主人

カテゴリー: 日記
今日、代表者変更に伴う会社のゴム判作成のために印章屋さんに行くことにした。前回4年前に行ったお店に行こうと思っていたが、打ち合わせで立ち寄った先で車で行かなければならないそのお店より、その途中(同じ方角)に2軒も印章屋さんがあるから、その方が近いよ・・・と言われ、歩いて教えられたお店に向かった。一軒目に入ろうとした時、一瞬の差で若い二人が先にお客になった。店主に訊ねると、“今来られた(二人)ところだからとしばらく時間がかかります。”と言われもう一軒のお店に向かった。言われた場所にはお店が見つからないので薦めてくれた人に電話した。その人が場所確認のために電話してくれたのだが、返ってきた答えは“今日は土曜日でお休みみたい。”・・・
それで、最初に思っていたお店に向かった。
そのお店の主人に言った。“ここへ来る前に2軒立ち寄ったんだけど、どちらも縁が無かったみたい。今日はここに来る運命にあったみたいです。”と・・・主人は、無表情に仕事を続けた。
店を出る前、私はもう一言、主人に言った。“これからは、真っ直ぐここに来ることにします。”
主人は下を向いたまま、ニッコリ微笑んだ。
思いもかけず・・・いっぱい歩いた。時間もかかった。

くさらない自分を・・・かわいく思った。