カトリックの教えで、水のなかに住む動物で“長いもの”“うろこのないもの”“足のあるもの”を食べてはいけないと言う教えがあると聞いた。具体的に言うと、海蛇・鰻・鮫・海豚・蛸・海老といったところであろうか・・・世界三大珍味に“キャビァ“があるが、古代魚のチョウザメにはうろこがないから、カトリック教徒は食べられないはず・・・カトリック教徒の敬虔な信者は、日本で寿司屋に入ってもあまり食べるものがないんだ。昨今文明人のヘルシー嗜好も宗教的な戒律の前では野蛮人の食べ物でしかない。さて戒律とはいかなるものか、破ったからといって差し支えのないものだと考え一部に例外を認めれば、全てが崩れ去る恐れがある。iPS細胞やクローンなどの研究が進む今の時代に神話をもとにした戒律が存在するのも無理があるように思うが、神話は神話として教えの原点は大切にしながらも、宗教もその時代その時代に応じて辞書のように改訂版が生まれればいいのにと思う。ひょっとしてそうしてるのかな・・・私の知識不足かな・・・ そうしないと、いつまでたってもヘルシーでおいしい寿司が食べられないもんな・・・ |