コンサートを聞きに言って、どこが終わりか分からなくて拍手のタイミングを人に合わせてしまうってことがあるけれど、(終わりと思って、自分から拍手したら、終わってなくて大恥かくかもしれないし・・・)そんなエンディングじゃーなくて・・・演奏した人も聴きに行った人もスタッフも、その場にいる全ての人が心から感動して、余韻のなかで沈黙が続くような・・・そんなコンサートに行ってみたいな。 そんなコンサートは、演奏中はみんなが別の世界に行ってしまって、この世に戻ってくるまでの束の間の時間が、“静寂という余韻”になるんだろうと思う。そんなコンサートに行ってみたいな・・・ “Chicago”の日本でのファーストコンサートも結構良かったけれど、そこまでいかなかったし、4年前フェスティバルホールでの“Keith Jarrett”のコンサートも結構良かったけれど、そこまでいかなかったし・・・ケルンコンサートに行きたかったな・・・ 私は、まだ私の理想の余韻を味わっていないように思う。 |