acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

 
March 25, 2010 20:45:14

存続

カテゴリー: 日記
なんとかの“研究会”とか、社長一代で築いたお店や会社のほとんどは、数十年経つと、じいさんばあさんの集団になってしまって・・・ある時空を見上げて、存続の為に若い後継者を引っ張ってこなくちゃ・・なんて考え始めても、もう遅いんだろうな。その点、大企業とか大学の研究室のような組織は若い人たちが入ってくる完成した再生システムが出来上がっていてるんだと思う。一般のお店や会社では、トップの人達が自分自身が年を取っていくことを自覚できず、リニューアルシステムを作る機会を逃して、不安になってジタバタするもんだから、結局衰退を早めることになるんだろうな。
年をとっていく自分の変化を敏感に感じてないと、世の中の変化についていけなくなるんだ。小規模でも老舗や工房のような特化した技術や商品を扱うところは弟子入り希望の人が訪ねて来て存続するんだろうが・・・そんな職人集団や老舗が受け継ぐ信念は、世の中の変化なんか関係なく、特価した商品を作れば世の中の方が合わせてくる・・・なんていう自信の塊的発想のような気がする。
小学生の時の謎々にこんな問題があった。「12時を指して止まってしまった時計と1時間に1分遅れる時計、どちらが先に正しい時間を指す?」答えは勿論“止まってしまった時計”であるが・・・結局変化に合わせて下手に自分が変われば、ずっとズレっぱなしなんてこともあって、自分を信じてじっとしているほうが、また“いい時代が巡ってきますよ”・・・なんて教訓だと今は理解してる。
再生システムの完成した企業も老舗も、たいしたもんだと思う。自分ではそこまで出来なかったけれど・・・私は今でも自分で自分が若いと思ってる。だからだめなんだろうな。年齢の自覚をもっとしなくちゃー。

組織も老舗も、もう関係ないけど・・・