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SOLILOQUY

ひとりごと

 
March 22, 2010 21:57:05

スタバ

カテゴリー: 日記
昨年、私の町におそらく日本で一番お客様の少ないスターバックスができて・・・いつ行っても、空席が目立ち、これでは商売になってなさそうだし、利益優先の企業のことだから、いつ撤退するんだろうと誰しも思っていたんだけれど、しばらくすると外人客が増え始め、ゆったりしてるもんだからパソコン持ってきて仕事?している風の人がやってきて、子供連れのお母さん達がテーブルを囲むようになって・・・あれれ、あれれと思ううちに、最近ではこの町で今まで見かけたことのない学生風の人たちが溜まるようになってきた。
何故そうなったか考えてみると、その店は地震で倒壊した文化財指定を受けている建物を、当時の材料をそのまま使用して再現したもので・・・そのなかに、輸入したアンティック家具を空間をとって配置した・・・まさに本物の一軒家の異人館なのである。天井の高い空間、背高の扉、暖炉、光溢れる格子窓に鎧戸・・・本物のなかでゆったりお手ごろ価格のコーヒー・・・“本物を安価で提供する。”人が集まる理由は、これに違いない。不況のなかで商売の一つ形としてお手本になったことは確かのように思う。

それでも、この店が採算がとれているかどうかは定かではないが・・・今では、私も、この店がこの町で存続してほしいと願っている。