昨晩、高校の同級生から食事に誘われて夕食をともにした。彼の知り合いがやっている“豚”料理の専門店へ行ったが、もう一度行きたいとは思わなかった。勿論不味くはないのだがインパクトがない。 そうそう、今日は料理の話ではなかった。 彼は、高校を卒業して、プロギタリスト目指して東京へ行き、その後アメリカに修行に行ったのだが、修行中にふらりと入った楽器屋で、遊びでギターを演奏していた小学生?が自分よりもはるかに上手かったので、そのことがきっかけでギタリストの道を諦めた。その後パサディナの大学を卒業し、マフィアのボスもやってくるようなクラブのマネージャー等の仕事をしながら、20数年間アメリカ生活をして数年前に 日本に戻ってきた。日本を代表するトップ企業の代表としての海外生活ではなく、裏のアメリカを生きてきた彼の話は実に面白い。彼の悩みは・・・日本がまだ実力社会ではなく、就職面接でもキャリアの前に年齢で撥ねられてしまうということ・・・英語が話せると言うだけでは、希望する会社にはなかなか就職できないらしい。 私は、投資信託の運用で生活には困らない彼と、アメリカの裏社会を知っている彼と、これからたまに会うことになると思う。次回は坂本竜馬の血を引くと言う彼と土佐の高知で、鰹のたたきを食べよう・・・いやいや、彼のルーツを探る旅に出ようという話になった。 |