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SOLILOQUY

ひとりごと

 
January 27, 2012 13:12:11

反応

カテゴリー: 日記
今朝遅めの散歩に出たら、横断歩道で小学生を安全誘導しているおじさんの横を通った。80才近いその人は、並んで子供たちを迎える学校の校長先生やら通り過ぎる大人、通学の中学生、もちろん小学生に愛想よく「おはようございます。気を付けていってらっしゃい。」と声をかける。しかし、私が近づくといつも顔を横にそむけ無視する。そこで私のほうから「おはようございます。」と言う。すると私の顔を見ずに「おはようございます。」と言う。

おじさんの、他の人と私との対応に、どうしてこんなに大きな差があるんだろう…といつも悩む。

私の人相が悪いとでも言うのか、私の身なりが気に入らないのか、私の発するオーラが嫌いなのか、或いは前世で敵同士の関係だったのか…いろいろ考えるが、もちろん話したことがないから分からない。

私は、そのおじさんの方から、他の人に言うように笑顔で「おはようございます。今日は冷えてますなぁ。」と言って欲しいのだろうか…。どうもそれも分からない。なんだかいつもすっきりせずに彼の横を通り過ぎる。彼に会わない散歩コースを選択することもできるのだが、そうしたら彼に戦わずして負けた?ような気がするから、その道は選べない。

私は彼に自分の思う通りの反応を期待しないようにしようと思う。そうしないと私の人生は彼を中心に回ってしまう。こんな些細なことで自分を失いたくない。

今度おじさんの横を通ったら、「おはようございます。」と笑顔で声をかけて、何も考えずに通り過ぎようと思う。小さなことで足踏みしたくない。自分のペースで生きていたい。

世の中には、どうでもいいことがいっぱいある。立ち止まって考えてみるほど大切なことか否か…一瞬で見極められるようになりたい。