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SOLILOQUY

ひとりごと

 
January 17, 2012 14:15:07

宗教

カテゴリー: 日記
偶然にスイッチを入れた正月番組に池上彰の特別番組があって、そのなかの一つのテーマとして世界中で信仰されている宗教の解説があり、エルサレムにある三つの宗教遺跡を実際に彼が訪ねてユダヤ教・イスラム教・キリスト教についての解説をしていた。

昨日、繁華街の散策に飽き、映画を観に行こうと震災以後行ったことのない(地震で取り壊され新しい都市ビルになった)建物にある映画館へ何を観るでもなく足を向け、待たずに観れる映画のチケットを購入し“灼熱の魂”と言う映画を観た。

この映画館は俗にいうハリウッドものはあまり上映しない。わりとマニアックでマイナーな映画コンペティションで賞を獲った作品を上映している。

カナダ・フランス合作の“灼熱の魂”という映画は、パレスチナにおけるキリスト教とイスラム教の間に翻弄されるある家族の数奇な運命を描いた作品だった。全く予想していなかったストーリーであった。

私は、現在“傘”の張地のデザインを手掛けている。そこには星と月と十字架が描かれることになると思う。
私は決して宗教問題に立ち入ろうとしているわけではない。これを機会に宗教を学ぼうとも思わない。
ただ、私が作ることに必要な情報が、むこうから向かってくるのだ。

自分の人生に必要なことは、いつでも自分に向かって流れてきている。それに気が付いて己の手を伸ばすか否か…。それが積み重なって大きな差が生まれる。

私は、躊躇していた“傘”のデザインに今から取り掛かることにした。