acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 10, 2013 09:53:35

直線

カテゴリー: 日記
私が通勤で乗る電車は山と海に挟まれた細長い市街地を通る。遠くのほうに山並みが見え線路沿いのマンションや商業ビルの合間をぬって山際に建つ学校や個人住宅を望む。

山に目をやると、自然界には、はぼ直線が存在していないことが分かる。スカイライン・木々の枝の流れ…すべて不規則(自然界の秩序があるのだろが…)な曲線から成り立っている。反して手前方に見える人工的な構造物は、ほとんどが直線をもとにできている。たまに曲線をみつけても、それは構造的必然というよりデザインした者の好み…意匠としての意味のみ持つと言って良い。建物に高さと気密性を求めた人類は直線構造を多用したのだ。」

ガウディは、直線でできた近代建築にうんざりしたに違いない。人間が安らげるところは曲線で囲まれた自然界だという信念を貫いたのだろう。

こんなことを考えていたら森林浴をしたくなってきた。

直線で出来上がった現代社会は、動物には気が休まらない世界に違いない。気を紛らわせに都会を出て一息つかれてはいかがだろうか…。