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SOLILOQUY

ひとりごと

 
July 04, 2013 11:48:46

警鐘

カテゴリー: 日記
昨年9月、ゲリラ豪雨の時に私の知り合いのレストランに雨漏りがあった。それは半端な量ではなく屋根に一体型になった雨トユの排水管がつまって溢れ、建物の内側に水が回ったから大変だ。店の内は滝のように水が落ちていた。

昨日の夕方の豪雨で彼の店が気になった私は、店を覗いてみた。すると案の定、店内に水が落ちており店主が一人で雨漏りと格闘していた。ほっておく訳にもいかず、私は彼を手伝った。

雨トユの昨年の教訓が活かされていなかったのは残念だが、それにしても雨はしばらくして止み、従業員も店に帰ってきて片付けを手伝ったので6時から予約で満席だった店は、何事もなかったように、ぎりぎりでオープンした。

これは、雨の季節に入る前の単純な点検ミスだ。

もし…と考えてみた。

もし、誰もいない夜中にゲリラ豪雨が降っていたら…下の階まで浸水していたに違いない。
もし、私が店を覗かなかったら…店主一人では、追いつかなかっただろう。
もし、営業中にゲリラ豪雨が降っていたら…食事中のお客に店から出てもらうことになっただろう。
もし、5時から予約が入っていたら…お客に失態を気づかれたに違いない。

このタイミングで降るなんて、正に警鐘としか思えない。
店主に根本的な改善をしなさいと、天が囁いたに違いない。

“油断するな”“やるべきことをやっておけ”…と私も肝に銘じた。