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SOLILOQUY

ひとりごと

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February 18, 2013 13:25:37

窮地

カテゴリー: 日記
ずっと昔…ここでも書いたが、震災の前の年にクロアチア出身のスイス人女性に励まされたことを思い出した。“あきらめちゃダメ!探せば絶対にいい方法がみつかるのよ。”流暢な日本語で彼女は私の目を見て語った。
翌年震災がおこり、その影響もあり数年後に窮地に立たされたが、ある弁護士との出会いによって、最悪の状態を乗り切った。それまでは彼女の言葉が小さな支えであったが、以後心から信じることのできる真実の言葉になった。
彼女は、震災の年にご主人の会社の関西撤退とともにスイスに戻り以後日本訪れることは無く、考えれば20年近くお会いしていない。なんだか急にお会いしにスイスに行きたくなった。

彼女の言葉を思いだすと、今、私の目の前にある壁を乗り越えることができると信じることができる。

有難う。セニアさん…。
February 17, 2013 21:33:10

価値

カテゴリー: 日記
1974年日本で初めてコンビニができた。その頃のコンビニの売りは“24時間、開いている”“品揃えが豊富で必要な物が揃う。”“対面接客の煩わしさがない。”の三つだったと思う。コンビニが一般小売店よりも名前の通り便利な店だと一般人が認識したとき、コンビニ各社の戦いが始まった。弁当戦争とか、デザート戦争だとか、オリジナル商品の戦いになって、お蔭で我々は美味いものを手軽な価格で手に入れることができるようになった。

その代わりに私達が失くしたものもある。その一つが“物の価値…。”
昔だったら、わざわざ町に出て専門店に行って手に入れていた物が、いつでも手に入るから、持っているかも知れない物でも、探さずに、簡単に同じ物を買い求める。
傘の価値なんて、以前なら高価で大切なものだったが、今では雨が降れば簡単に手に入る消耗品になっちゃった。
コンビニで小銭を使う癖が習慣化したから、お金をコツコツ貯めて、欲しい物を買うなんてことをしなくなったんじゃないかな?若い人が車を欲しがらなくなったと聞くけれど、それはスマートフォンとコンビニの普及も大きく関係あるんだろう。
企業は、人間の欲求を分析し追求し、より簡単に人々の望む物を提供するから…そのお蔭で商品の価値がどんどん下がってしまう。

世の中の流れに抵抗して、高級傘でも買ってみようかな?
でも、そんな傘をさして歩くのも恥ずかしい気もするし…、やっぱりビニール傘で充分だ。
どうやら私自身もコンビニの戦略に、まんまと乗せられてるみたい…。
世の中について行けていると喜べない複雑な気持ちだ。
February 16, 2013 16:08:49

変化

カテゴリー: 日記
なんだか、最近…私の人生が音を立てて変わりつつあるように思える。

3年間毎日弾いていたギターを触らない日があるし、スィミングも始めた頃のように詰めて行かなくなった。英会話も間が開くようになった。毎日書いていた日記も書きそびれる日がある。

続けていたことを中断することは良くないかもしれない。だから止めてしまおうとは思わない。それぞれの今までのペースが少し遅くなったように思う。新しいことに興味が移ってきたのだろう。絵本(絵解き本)の作成と仕事のことに頭が働く。

この数年間は、これからの私の人生のために必要な時間であったと納得する。それが自分で分かるということは良いことだと思う。生命力が充電されたように思う。このことは、きっと気が付かなければ流されてしまうだろう。

未来を生きるために、私は昨日を生きて、今を生きている。
この充実した感覚を実らせたい。
February 15, 2013 17:50:16

淡々

カテゴリー: 日記
今日の午後に、取引先でもあり同時に私の尊敬する方が奥さん同伴でやってきた。1週間前に奥さんからわざわざ私に話したい事があるからと連絡をいただいており、いろいろ思いを巡らせていた。

話を聞いてみると、決して私にとって良い話ではなかったが、私の想像する範囲内のことであった。
残念な内容だったが、出不精の会長がわざわざ出向いて来られたことは、私に礼をつくしていただいたことが充分伝わった。

いずれ起こる得ることが、少し早めに起こっただけなのだ。そう思おうとした。
お二人と話をするうちに、私達の関係が仕事を通しての関係だけではなかったことを改めて思いしらされた。

目の前に現れた条件を整理して、淡々と進むだけである。

悩むところはあるが、今、爽やかな気持ちである。
いいご夫婦と巡り合えたと思う。
お二人が、いつまでもお元気でいらっしゃることを祈りたい。

目の前に表れた設定を理解して、淡々と進むだけである。
February 14, 2013 15:23:30

覚醒

カテゴリー: 日記
昨日、昼一番で手術がはじまり、予定時間の4時間ほど経った夕方…手術室から出てきた担当医から無事終了の報せを聞いた。麻酔が覚めるまでの間に執刀医から説明を受けた。相変わらず外科医特有というか…摘出した腎臓と腫瘍を誇らしげに持ち上げてみせる仕草が奇異に見えた。
私は手術に関する不安は皆無だった。それよりも、これから行われる病理検査による転移の有無と、本人が元に近い生活をもどろうとする意志がどれだけあるかの問題である。これからが正念場だと思う。

麻酔から覚めICUに見舞った。全身麻酔からの目覚めは、現実と非現実の区別がつかない。このことは経験のなかで分かっている。案の定、母は虚ろな眼差しで聞かれたことに反応しているようだが、言葉はうまく返ってこない。きっと次に会った時には何も覚えていないだろう。

ICUのなかで、私を執刀した心臓血管外科の医師に出会った。昨日も誰かの命を救ったのだろう。軽く会釈したら、先生も気が付いて話しかけてきた。
8年前には、同じこの部屋で私の目覚めを母が待った。今度は私が母の目覚めを待った。
世の中には、時によってまったく立場が逆転することがある。そのどちらも経験することが人間としての懐の深さをつくるのだろう。

誰かにしてもらったことを、誰かにしてあげる。

最近、私に、この機会が与えられているように思えてならない。それは、私が、何年かに一度の成長期を迎えているからに違いない。
February 13, 2013 11:10:17

不幸

カテゴリー: 日記
今朝、仕事の話のついでに、ご機嫌伺いした知人が、“悪い事が続くのよ…、昨晩娘の主人の父親が亡くなったのよ。”と言った。

彼女は昨年末にも、立て続けに実の兄と親戚を亡くしており、昨年で断ち切って今年に持ち越さないように祈っていたことを知っている。どうやら、新年になってもまだ吹っ切れていないと感じて、気が重たいようだ。

年をとって経験を積むと、世の中は自分の予想の範囲内で動き始めるように思えるが、そこには落とし穴があって思いもしないことが起こるものだ。年寄の死なんてのは、どう考えたって近いうちにやってくるこだから、びっくりすることではないだろう。
予想もつかない事と言うのは、地震とか津波とか、車が対向車線を越えてぶつかってくるとか…。毎日世界中のどこかで現実に起こっている。そして自分に起こり得る可能性も充分あるはずなんだ。

自分の人生が悪い周期に入っていると考えている彼女には、もっと悪い事が起こるかも知れないよ…なんて脅しは言わずに、予想もしない楽しい事がやってくるかも知れないよ…と言っておいた。

幸せは、いつまでも続かない。
辛いことも、いつまでも続かない。
人生、何が起こるか分からない。
人生、何が起こるか分からない。
February 12, 2013 15:34:02

入院

カテゴリー: 日記
母の入院のため付き添って病院まで来た。明日が手術である。

この病院は、8年前に私が手術を受けた病院だ。今デイルームで書いている。窓からの景色のなかで数棟背の高い建物が増えこと以外は、私が入院した頃と何も変わっていないように思う。
懐かしい景色である。懐かしい病室である。
あの当時は、私が現役で仕事をしていたから、術後ICUから一般病棟に戻って数日後に仕事上のトラブルが発生し、幹部社員を朝の7時半に、同じデイルームに集めて会議を開いたことを思い出す。

母と私の立場は変わって、この度は私が母を看病する番だ。
してもらったことは、誰かにしてあげることになるのだろう。
母の一日も早い回復を心から祈る。
February 11, 2013 11:43:40

出会

カテゴリー: 日記
今朝何気なくつけたテレビでichiroのドキュメンタリーを見た。
偉大な男である。

私とichiroとの出会いは、20年前にさかのぼる。彼がまだオリックスに入って2~3年めの頃だったと思う。すでに天才バッターの片りんを見せていたが、まさか世界のichiroになるとは誰も思わなかった。
会社近くの交差点で信号待ちで立ち止まったら、20才くらいの若者3人が私の横に並んで談笑していた。そのうちの一人の体型が目に留まって良く見ると、私とさして身長が変わらないのに、腰の高さが日本人離れしていて、臀部の筋肉の締まり具合が、全く無駄のない黒人アスリートのように見えた。明らかに一緒にいる二人の男性とは違う人類に見えことを記憶している。それがichiroとの初対面の印象である。
勿論、話をしたことはないし、それ以降、球場のフィールド以外で見ることもない。

私が今までに、出会った最も偉大な人間…それがichiroのような気がする。
彼とは、これから町中の信号待ちで横並びになることはないだろうが、いつかどこかで話をする機会があると信じて生きていたい。
February 10, 2013 15:09:06

葬式

カテゴリー: 日記
今日は、遠い親戚の葬儀に参列した。久しぶりに出会う親戚の顔…みんな随分と年をとったものだ。

私は焼香を1回だけと決めている。その一回に故人への別れの言葉を込め、安らかな眠りを祈る。私は3度繰り返すより、そのほうがスマートだと思っている。
それより焼香前の挨拶を見ていると面白い。導師に頭を下げ、親族に頭を下げ、来賓にも挨拶する。自分より前の人がどんな順番で挨拶するかを観察しておいて、同じようにみんなが真似をする。たまに私がそれまでの人達と違う事をすると、あとの人がそれを真似たりする。結局、日本人が多宗教で無宗教だから、とてつもなく変なことをしない限り、何をやっても許されるに違いない。

葬儀の進め方には大体決まったパターンがあるようだ。短時間(長すぎず、短すぎず)で、おごそかで、涙を誘う。司会進行もほとんど毎回変わらないことをしゃべっているから、しゃべる前に何を言うか分かってしまう。要するに1時間ほどで葬儀を終えるための営業ベースのパーフェクトな進行が完成している。

みんなの顔が年をとって見えたけれど、きっと私もそう思われたに違いない。
そろそろ自分の葬式のことを考え始めようかしら…。葬式の進行表を作っておこうかな?ちょっと変わったイベントにしたいな…。
さて、それを誰が実行してくれるんだろう?そんなことを考えると楽しくなってくる。
February 09, 2013 14:59:22

風邪

カテゴリー: 日記
この冬、2回目の風邪をひいてしまった。

情けない。

先週お腹が調子の悪い日が何日か続き2日前から咳が出始め、昨日医者に行って、インフルエンザのテスト(鼻に紙縒りのようなものを入れる)を受けたら幸いだいじょうぶで安心したが、薬をもらって飲んでいるのに今日は一段と咳が続いて出る。
全てにやる気が起こらず、ギターを触ろうと言う気持ちも起こらない。
日記を書くことも忘れるくらい生命力が落ちてしまっている。

こんな時は、寝よう。
ひたすら寝よう。
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